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#テレ東ドラマシナリオ 考えてみました。


#テレ東ドラマシナリオ

私が選んだテーマは、「パスワードが間違っています」です!

(状況説明)

○場所は実家。結婚前に実家の荷物を整理しに帰省。

○昔のことを思い出していたら、mixiの存在を思い出してパソコンの前に座った。


 パソコンでパスワードを打ちながら独り言。

サキ「パスワードかあ、思い出せないなあ。んー、ペットの名前、、じゃないし、元彼の記念日、、、でもないし、好きだったバンド、、、でもないかあ」

 あたりを見回してみると、昔の色々なことが蘇る。

サキ「あ、昔よく集めてたキーホルダーだ!懐かしいなあー。なんでこんなに好きだったんだろ。」

 だんだんパスワードのことを忘れて、部屋にある懐かしいものを探し始めた。

サキ「昔よくお姉ちゃんとシルバニアしたなあー懐かしい。子供生まれたら、遊べるなあ」

 クローゼットの前で色々な思い出に浸る。

サキ「あ!なにこれ!、、、手紙じゃん。昔よく手紙交換したなあ」

 小学生、中学生の頃によく友達とした手紙、部活の引退で後輩からもらった手紙、そして、元彼からの手紙も発見。

サキ「、、、、久しぶりにみてみよ。どうせ捨てるし、最後に思い出として、、」

 実は、サキは数年前に別れた元彼(たかし)と高校3年生から5年間付き合っていた。就職してからお互いに時間が合わなくなり、別れた。サキはその元彼を引きずっていた。そんな時、いつも仕事の相談などに乗ってくれていた今の彼(こうじ)と出会う。別れはたかしからだった。仕事が忙しくて、今は仕事に集中したくて別れたいとそう言われた。そして、別れてから数ヶ月後に一通の手紙が家に送られてきた。その時は今更なによと思い、あんまり読まずにしまった。

 たかしからサキに当時送られてきた手紙

「サキへ

いままで、本当にありがとう。

つまらないやつだったけど、いつも笑ってくれてありがとうな。

かなり前だけど高校で出会って今まで、本当に感謝している。

あんまり得意じゃなくて、プレゼントとかかっこいいことできんでごめん。

呑気だけど、しっかりしてるサキにいつも励まされていた。いつだって頑張れたよ。

ばかだなってわかってるけど、俺は今仕事に集中したいんだ。

しょうがないって言いたくないけど、しょうがないんだ。

でもきっと、成功してみせるよ。たかしより」


サキ「今も思うけど、この手紙ってなんか別れた彼氏の手紙には見えない、、、。何でこんな手紙送ってきたの?」

 久しぶりに元彼のことを思い出し、涙が出てくる。

サキ「、、、でももう過去のこと。私、しっかりしなきゃ。」

 と思いながらも、じっくりと手紙を眺めてしまう。

サキ「あれ、、、これって、、、、」

 その時、サキは気がついてしまう。この手紙の頭文字をつなげていくと「いつかあのばしょで」

サキ「え、、、、なにこれ。あの場所って、、、」

 サキは頭で考える。

サキ「あの場所ってなに。たかしと一緒に行ったところ?カフェ?何だろう。、、、、、あ、、、もしかして、、あの公園、、、?」

 その公園は、たかしが告白してくれた場所。そこは思い出の場所だとたかしは言っていて、何度も行った。記念日や誕生日にもお祝いで行った。そこしか思い出せなかった。

 その時、思い出した。

サキ「パスワードはあの公園の名前だ!」

 早速、パスワードを入れてみる。すると、ログインができた。ログインしてみると、メッセージが100件きている。

サキ「え、なにこの量。」

 恐る恐る開いてみると、そのメッセージはたかしからだった。一つ一つ読んでみることにした。

サキ「ちょっと怖いけど、何だろ、読んでみよ。」

 そこには衝撃的な内容が書かれていた。

 (ここからたかしの過去)

サキと付き合って5年。就職も決まって、新しいスタート。俺はサキと結婚を考えていたし、どうやってプロポーズしようか考えていた。そして先日、就職に向けて、健康診断を受けた。その結果で再検査があると病院に呼び出された。浮かれ気分で行くと、、お医者さんから言われた言葉で頭が真っ白になった。

「がんです」

 そう告げられた。

たかし「何で、、、、」

 たかしは状況が把握できずパニックになった。どうして俺が。明るい未来があると思っていたのに、なにがいけなかったの。

たかし「サキ、、、俺はどうしたらいんだ。お医者さんにはまだ初期段階だから治療をすれば大丈夫だと言われた。しかし、がんはだいたい5年間も治療をしていかなくてはならないのが一般的だ。抗がん剤、放射線などの治療をしながらなんて、絶対に無理だ。」

 たかしはたくさん考えて、悩んだ。そして、サキと別れるという決断に至った。でも、病気のことを言ったらきっとサキは別れたくないというはずだ。サキにはやっぱり言えない。そして別れを告げた。ある約束という希望を添えて。


 (現在に戻る)

 mixiのメッセージは、私がログインしていないことに気がついてからまるで遺言みたいにたくさん私に向けた言葉が書いてあった。それは出会ってからの日々のことや、どういうことがあったのか。些細なことまで細かく。

サキ「うそだよ。そんなはずないよ。だって、、、元気だったじゃん。、、、、行かなきゃ」

 そして、サキは走り出した。あの公園へ。

 そこは昔と変わらなかった。夏は公園の川で遊んで、ベンチでピクニックもしたな。思い出に浸りながら、歩く。そしてふとみると、その公園の横には病院があった。

サキ「病院、、、、もしかして、、この病院にたかしが?」

 私は迷った。好きだった彼だけど、あれは過去だし、私は結婚前。でも、あの手紙の意味は気づかなかった。どうしたらいいの。


※ここから2つのパターン。

⑴たかしのところに行って、結婚をやめる

⑵たかしとは会わずに、結婚をする




以上。







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