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【解説】NVIDIAの異常すぎる株価について

こんにちは、yukaです。

今月の中旬もこれでご紹介してるイベントがありましたね。
いつもどおりの報告になってちょっとつまんない感じですが、ざっと$10,000ぐらい稼いで抜けました。
先月に引き続き、同じ手法で$25,000以上稼いだ方もいるとの報告を受けているので、仮想通貨は相変わらずのちょっとしたバブルといった感じですね。

さて、今日はそんな仮想通貨からちょっと離れて、最近話題のNVIDIAの株価について話してみようかなと思います。
こういう株価とかの吹き上がりについて、冷静に裏側を把握できるのって投資行為にとってとても大事なので、ぜひ読んでみてくださいね。

まずNVIDIAですが、AIブームを牽引するアメリカの半導体メーカーですね。

先日、そのNVIDIAが決算(第1四半期)を発表しました。
なんと売上高が前年同期の3倍以上、純利益に至っては7倍以上です。この利益だけで150億ドルに迫る勢いで、非常に強いインパクトとなりました。
この結果、同社は新NISA買付ランキングで1位へ躍り出ました。
大躍進ですね。

​ただ、この異常な売上・利益の上昇にはちゃんと理由があります。

というのも、NVIDIAは他のAI関連の企業に投資して、そこに自社製品を購入させる形で大きな売上を作るというスキームを持っています。。

​例えば、NVIDIAは投資会社とCorewaveという会社を設立し、資金提供をしています。
この会社の事業はAIクラウドとのことですが、基本的にAI事業を推進する場合にNVIDIA製品(GPUですね)を購入するのは避けては通れません。
このため、AI関連企業が頑張れば頑張るほど、NVIDIAは儲かります。

そして、このCorewaveは自ら他の会社から資金調達をして、更にNVIDIAのGPUを買っています。
​・・・けれども、この企業は具体的な事業展開を特にしていません。具体的なサービスを提供したり、それを運営したりという形跡がほとんどないことが分かっています。ただ、GPUに対する巨額の投資があるだけです。

こうしたことは、2024年に入ってから、その他のAI関連企業に波及しています。
そしてその多くが、NVIDIA自身の投資している企業であることも分かっています。

以下はその一例です。

・Soundhound(音声認識AIの開発)
・Arm(半導体設計)
・Recursion(AIを活用した創薬)

すべて、NVIDIAが投資し、そして事業のためにNVIDIAのGPUを大量に購入し、その設備投資を担保に他社から資金調達をし、さらにNVIDIAのGPUを購入しています。

これがNVIDIAのバブルを構成する事情の背景です。

もちろん、NVIDIAはこれからも伸びるでしょう。
でもAIを含めたこれらのバブルが今後も続くのか、いつそれが弾けるのかは誰にも予想がつきません。

私も自分の購入しているファンド内の投資先のひとつにNVIDIAがあるのはわかっていますが、こういう背景を知ると、あんまり楽観視できないよなぁ・・・と思ったりしています。

とにかくファンドを含めた長期投資ってこういうリスクがあるんですよね。
長期だから安心とか、そういうことはないです。
然るべき裏があって、それが原因で下がり始めることだってあります。

そういうわけで私はいまだにド短期で終わるデイトレに近い仮想通貨投資が好きなんですよね。
いまメインで運用している手法(というかこれしか稼げるの知らない)も、毎月タイミングをあわせてプライスインするだけだから楽だし。
あんまりごちゃごちゃ背景を考えると投資なんてできないじゃないですか、このプライスインが正しいのか、結果が出るまで時間がかかるのはイヤなんですよねw

今日のところはこれくらいで終わりにしたいと思います^^
冒頭のイベントは6、7月も開催されるかなと思います!安定した投資ライフを送ってください^^

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