
<やりたいことがあるのにやらずして終われないでしょ人生> 書籍を書き終えて
『いつか、わたしの思いを世に出してみたい。』
そう思っていました。
書籍出版は数あれど、どこもわたしの手が出せる金額ではありませんでした。
半分諦めかけていたそんな矢先。
ある事業家仲間のSさんとの何気ない会話の中で、「本を書いてみたいんだ』と話をしたところ、グループコンサルで書籍出版の話があるの!と教えてくださったのです。わたしは早速その方にコンタクトを取り、今に至ったというわけです。
わたしの半生は、なかなか体験することではないなということが多かった。
お友達からは幾度となく「この話、本にできそうだよね」と言われることがあり、正直わたし自身もこの「波乱万丈伝』で何か世の中のお役に立てるのではないかと淡い気持ちを抱いていておりました。
このチャンス!逃してはならぬ(笑
さて、執筆に入ろうと思いながらも
なぜか一向にタイピングが進まない。
ただ、ひたすら 時は過ぎていく。
同じグループの人たちが、次々に出版していく中でもわたしは進むことができなかった。
わたしは自分に聞いた。
「本当に書籍出版はしたいのか?思いつきだけだったのか。」
色々と時間を掛けて出た答えは、”流れのままに一番しっくりくる時期に目標を設定しよう”と言うことだった。
出版仲間とは随分と遅れをとってしまているけれど
「”わたし”の気持ちを大事にしたい。」
コンサルしてくれているリーダーに打ち明けたところ
快くOKを頂いたので、わたしの心はほっとした。
そして、改めて出版までのスケジュールを作成してもらいそこに向かって
日々、淡々と書き続けた結果、人生初のわたしの書籍が誕生することになりました。
書籍を出版するにあたり、まず、大まかな内容を
自分の人生から引き出してくる。
自分との対話の始まり。
そして、自分との戦いの始まりである。
みんなから遅れをとっていた中でもアンテナは常に張り続けていた。
携帯のメモ機能に書きたいことの題名とちょっとした内容を残し続ける。
何十段にも及ぶメモ。
わたしはディテールにとてもこだわる。
「これをやる」と決めたら、自分の周りはできる限りそのイメージに近づけるための環境作りをする。
今回は書籍出版のために部屋のレイアウト、デスク位置やデスク周りに置いておくもの、流れる音楽のジャンルやメモ書き用のペンの書き味と紙の質感までもだ。
最後にセージを焚いて場を整える。
これはもう 儀式でしかない。
人にはその人なりの流儀があると思っている。
めんどくせえなと思われようが、その人がその人なりの流れに乗れる方法なら
それが最善で最速。
書籍出版にあたり、家族にも協力してもらわねば、この環境は作り出せないので「ママの人生が掛かっている。集中したいから色々とママを当てにしないでくれ!」と宣言した。
本気のスイッチが入ると言うことはこういうことなのか。
今まで事業を学ぶ上で勉強してきたことも役立っていて
「おお!学びとは、無駄なものはひとつもないのか」と改めて
自分の選んだ道と、そこで一緒に携わって来た人たちの顔が浮かび感謝に変わった。
過去を思い出し、整理しながら思い浮かんだ情景を文字に起こす。
思い出したくないことも悲しくてやるせなかったことも、後悔に似た思いも
この中には含まれていて、何度も立ち止まり、意識を他へを逸らし
また再びこのデスクに戻る。
デスクから世界が広がり、
同時に心の解放も起きているように感じていた。
自分と向き合う。
向き合うことは自分を知って生きやすい自分を作ること。
いつまでも自分から目を背けてしまっていたら、
いつまでも自分を虐待しているようなもの。
自分で自分を可哀想な子にしないために
自分でかけていた自分呪いを解き放って
かわいい小さな自分を出現させてあげよう。
方法はそれぞれ色々あると思う。
わたしは書籍出版で世界が広がる体験をした。
みなさんにもみなさんらしい体験の場が用意されている。
本当にしたいことは、そうしんどくはないと思う。
自分の人生の最後、どう思って終わりたいか・・
そう考えたら、やりたいことがあるのにやらずして終われないでしょ。
<わたしの初の書籍>
読み進めるうちに心がじわ〜っと軽やかになる!
あなたのお時間を少しだけいつもと違う空間に招待してあげてください。