なぜ流行ものを着ている=好きなものを着ていないと決めつけるのか
こんにちは。今日は、私の数年来もやもやしていることがテーマです。
それは
「流行服ばかり着る人は本当に好きなものを着ていない」
という偏見についてです。
初っ端から偏見と言い切ってしまいました。
これ、私の友人知人の中にもそういった考えをお持ちの方が複数人いるので少し言うのに勇気がいるのですが、私は貴方達のこと嫌いではないむしろ好き、ただこの点では意見が違いますなあ、というだけでなのでこれからも仲良くしてください…。(ガチガチの保険)
これは(いわゆる)個性派!我が道を行く!なファッションを好まれる方に多いです(もちろん全員ではない)。
個性派ファッションは、もちろん素晴らしい。
私もそういったファッションの方々を見るのはわくわくして好きです。
ただ、そういった方々が
「流行の服とかつまんない!みんな着てて楽しいの?」
「流行に流されるの、ダサい!」
「私は流行に流されない!本当に好きなものを着る!」
と言っているのを聞くと、とても残念な気持ちになってしまいます。
なぜ 「流行服を着ている人達は本当に好きな服を着ていない」と 決めつけてしまうのでしょうか?
例え話をしましょう。
あるところにAさんという美人度100の女性がいます。Aさんはモデルをしています。テレビにもちょこちょこ出ているようです。
別のあるところにBさんという同じく美人度100の女性がいます。Bさんは田舎で会社員をしています。
そうすると、結果的にAさんとBさん、どちらの女性のファン数が多いでしょうか。
答えは明白ですね。Aさんです。同じ美人度でもきっとその差は数万人単位でしょう。
なぜならAさんは有名人で、人目に触れる機会が圧倒的に多い。数撃ちゃ当たるといえば聞こえが悪いですが、人目に触れる機会が多いということはそれだけ好き!と思われる可能性も増えるということです。
しかし、Aさんのファンの方々は、Aさんが流行っているから好きになったのでしょうか?そんなことはないですよね。
「たまたま目に入ったAさんがとても魅力的に感じたから好きになった」はずです。
話を戻しましょう。
流行服というのはその名の通り流行しているので多くの服屋で似たものが置かれています。つまり目にする回数は自然と多いです。有名人が着用していることも多いでしょう。
そのため
「たまたま目に入った流行服がとても魅力的に感じたから好きになった」方々がいっぱいいるのはごくごく自然なことです。
限られた店でしか売っていない個性派のファッションを魅力的に感じる人の人数よりも。母数が違います。
「多くの人が見つけられて、魅力的に感じる人が多かった」から流行服なんですよね。
そりゃあ、流行服を着れば人とかぶりますよ。でも本人達は本気でそれを好きだ、魅力的だ、と思って選んで着ています。
個性派の方々が、個性派ファッションを好きだ、魅力的だと思って選んで着ているように。
意地悪な言い方をすると
もし、あなたの大好きな個性派ファッションが世の中で大ブームとなったらその個性派ファッション、着るのをやめますか?
みんなと同じでダサいと思いますか?
きっと、やめませんよね。変わらず好きなはずです。
もし「それなら着ない」というのであれば、
それこそ 本当に好きなものではなく「人と違っていたい」というプライドに流され過ぎたファッションをしているのではないでしょうか。
意地悪言って、ごめんなさい。
ただ、流行服をきている人も、個性派の人たちと同じで、本当に好きな服をわくわくしながら着ているんだということを、伝えたかった。
これだけ語っておいてあれですが、もちろん流行服を着ている人の中には流行しているからと着ている人もいると思います。でもそれも全然悪いことではなくて むしろ個人的には流行を常に追える人は本当にバイタリティ溢れたすごい人だと思っています。
そして個性派ファッションの方でも んなこた分かってるわ!!って方が山ほどいると思います。今回は一律のように書いてしまってごめんなさい。
また最後「流行服を着ないというプライドに流されている」と超性格悪い書き方しましたが、カリスマになるのはそういう人だろうなあ…とも思います。
言いたかったことは 以上です。
ここまで読んでくださった方、
本当にありがとうございます。
なんだこいつと不快な気持ちにさせてしまった方々もいるかと思います、申し訳ございません。
それでは、きょうはここまでです。
おやすみなさい。