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名刺の内容を考える時に意識したい3つのこと
些細なことでも、目的を明確に
これは名刺作成はもちろん、チラシや冊子を作る時にも言えること。いや、人生のあり方自体に欠かせないことかもしれません。
些細なことでも、目的を明確にしましょう。
曖昧なイメージで作っても、名刺によって得られることが得られなくなってしまっては勿体ないですよね。
では、どんなことを考えて作っていけばよいのかを、3つにまとめました。
その1 いつ誰に渡すのかを明確にする
その名刺をいつ渡すのか、誰に渡すのかを明確にしましょう。
具体的に使いたい交流会やイベント等があれば、それはどんな集まりなのか、そこにはどんな人が来るのか、どんな目的を持ってきているのかを想定します。
特にイベント等が場合は、どんな営業スタイルでどんな人に会って名刺交換をするのかを想像してみてください。
商工会議所の交流会等、異業種との交流の場なのか。それとも、業務に関わるセミナー後の交流会で、渡す相手も自分と同業なのか。
一般の方が来るような…例えばマルシェのようなものか。
クライアントになりうる人と、交渉の場においてなのか。趣味を通じてのものなのか。
男性か女性か、若いのか年配なのか、同世代なのか。
できるだけ具体的に想像してみてください。その相手に刺さる内容と、パッと見のデザインの印象は何かを考えぬいていきます。
その2 名刺を受け取った方に、どうして欲しいのか
名刺を受け取ることで、相手にどんな行動をとって欲しいのかを考えます。その名刺の目的とも言えること。それをハッキリさせるのです。
顔と名前を知って欲しいなら、名前が明確に入るようなデザインで、もちろん写真も入ってきます。活動内容を知って欲しいなら、肩書きや具体的な内容をきちんと明記。わかりやすい言葉で、かつ短い文章やキャッチコピーで伝えます。
いづれも必要な要素ですが、どちらが強く印象に残したいかを決めておきます。
それを踏まえて、相手は自分に対して「どうして欲しいのか」というゴールを決めましょう。
ブログにアクセスして欲しい
必要な時に思い出して欲しい
問い合わせメールや電話が欲しい
注文して欲しい
自分は何者かを伝えつつ、ゴールを目指した動線を考え、アクセスに繋がるように意識しましょう。
その3 名刺を作って自分はどうなりたいのか
セルフブランディングの一貫として、欠かせない名刺のデザインです。
あなた自身は、どんな自分でありたいのでしょうか?
華やかな姿なのか、元気で親しみやすいところなのか、知的でシャープなイメージなのか…。
先述の通り誰に渡すのかを考え、相手に好まれるデザインを意識することはは大切です。しかしながら実際に渡す相手は多種多様。相手のことも考えつつも「私は何者なのか」を忘れてはいけません。
ビジネス上は優しいイメージでピンクベースにしたくても、ピンクという色があまり好きではないのであれば、ピンクの名刺を持っていたてワクワクしませんからね。
自分の好みや理想があれば、お客様に対しては優しいピンクのイメージだけど、ピンクが嫌いだから柔らかいグリーン等、代替案を出していけるのです。
なりたい自分のイメージを明確にして、名刺を通じて伝わるようにしましょう。
なんとなく…の雰囲気からの脱却を
最低限の連絡先を美しく入れるだけでも、十分に機能する名刺。
だけど、それだけでは勿体無いのです。
「いつ誰に渡すのか」「名刺を受け取った相手の行動」「自分自身の在り方」を考えるだけで、名刺は相手と自分をより結びつけるアイテムに変わります。
なお、営業的な要素は省いてデザイン特化させて、シンプルでオシャレな感じを優先させる場合であっても、こまかい意匠にこだわるためには相手のことも考え抜くことは大切です。