10月27日放送分 #渋谷の体育会 収録後記(ゲスト: パラ陸上 佐藤圭太選手、大西コーチ)
こんにちは。
パラスポーツ大好き女子のまえゆかです。
10月27日放送回はパラ陸上T64クラスの佐藤圭太選手と佐藤選手のコーチであるTeam Accel代表の大西正裕さん。
ほとんど、大西さんが話していたかな。笑
聞き逃した方はこちらから!
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大西さんがコーチになったきっかけは?
もともとは小学生向けの陸上教室をやられていた大西さん。
佐藤選手と出会ったのは2015年、その後ちょこちょこと顔を合わせてはいたそうですが、2018年冬から本格的に佐藤選手のコーチに。
その詳細は放送をお聞きください!
陸上大好きな大西さんは義足については専門的ではないとのことですが、佐藤選手自身が義足の使い方については詳しいため補完しあう関係性とのこと。
陸上とパラ陸上に境界はない
佐藤選手のコーチをすることを通じて、パラ陸上と陸上に大きな差はないことや、佐藤選手の指導で得た気づきが小学生への指導に生きていたりするそう。
大西さん自身が指導することを通じていわゆる健常者の陸上とパラの陸上に境界がないと実感することってすごく重要なことだなと思います。
パラスポーツ界における指導者不足
ラジオの中でも少し話しましたが、話しきれなかった部分もあるので補足すると、パラスポーツの場合は「指導者不足」というのは顕著な問題です。
ボッチャやゴールボールのようにパラリンピックにしかない競技の場合はある意味仕方ない部分もあると思います。
また、車いすラグビーのように、「ラグビー」とついても健常者のラグビーと大きくルールが違う場合、指導者を共有することは難しいかもしれません。
しかし、多くのパラスポーツの場合、障がいが競技に影響しないよう様々な工夫がなされているものの、根本の競技ルールは共通する部分が多いです。
水泳や陸上、卓球、馬術、射撃、アーチェリー、車いすテニスなどは同じ競技場で比較的近しいルールで行われています。
しかし、なかなか指導者は増えません。
その中には、「パラだから」というちょっとパラスポーツの価値を下に見る風潮があるのかな、と思う部分があります。
ちょっと昔のニュースになりますが、パラスポーツにおいては【専任コーチ】という仕組みがあります。
その名のとおり、競技団体が専任でコーチを雇うことができる仕組みで、年間で最大924万円(その競技の競技レベルや指導者のレベルによる)支給されるという仕組みです。
コーチだけで生活ができるような仕組みであるものの、実はすべての競技にこの専任コーチがいるというわけではないんですね。
とある競技では、健常者競技の団体の指導者に専任コーチにならないか、と声をかけても「パラだけの指導者にはなりたくない」とと言われてしまうそう。
指導力があって、障がいへの理解もあって、となるとなかなか選択肢が増えないというのもありますが、ポストがあってもやりたいと言ってくれる人がいないというは一つの問題で。
私個人の想いとしては、オリンピックもパラリンピックもどちらも価値があるものとして、「パラリンピックの指導者として活躍したい」と思っていくださる方が少しでも増えてくれたら…と思っています。
そのためにも、2020年以降に専任コーチの仕組みが維持されるかはわからないのですが、2020年の東京パラリンピックが盛り上がることや、実際に指導に携わっている方々からその境界はないんだってことが広まっていったらいいなと思っています。
近年では障がい者サッカー(7競技)では日本サッカー協会と連携してブラインドサッカーやデフサッカーなどにサッカーの指導者が参画するようにもなっています。
日本サッカー協会が【グラスルーツ】活動の一環として日本障がい者サッカー連盟と連携しているのが大きなポイントかもしれないですね。
こうゆう話をしていると、たまに健常者のスポーツ団体とパラの団体が統合すれば良い!みたいな話になりがちなのですが、私個人としては必ずしも統合することが良いとは考えていないので、まずは指導者のレベルから交流が生まれたらいいなと思っています。
この辺りはまた今度別の機会に。
カルタを作る人はマニアック?!
大西さんのお話を聞いていると、パラスポーツ大好きな私に共通するような陸上への熱い思いを感じました。
陸上好きが高じて、非公式の陸上カルタを作ったそう。笑
写真の肖像権などの問題で公開はせずに個人で楽しむ範囲にしているそうなのですが、私もパラスポーツかるたを作りたくて、パラサポ新聞で実行しておりまして。
パラスポーツかるたを作ったと話したら、大西さんから
「カルタ作る人はマニアックですね」とお墨付きいただいました。笑
話題のカルタはこちらからぜひご覧ください。
新聞の一企画として掲載してあります!
陸上ファンの注目選手は?
指導者でありながらも陸上ファンである大西さん的オススメの選手をお伺いしました。
挙がったのが芦田創(あしだ はじむ)選手。T47クラスの走幅跳の選手です。
ストイックなアスリートである芦田選手。
毎日noteを更新しておりますので、こちらも要チェックです。
Twitterもね。
あと、奥様noteも!
もう一人、名前が挙がったのはドイツのマルクス・レーム選手(T64)。こちらも走幅跳の選手です。
レーム選手のことは前に当選チケットの時にも触れていますが、8m48㎝という大記録を生み出している選手。
2020年には8m60㎝くらいまで行くのでは?!と期待される選手です。
レーム選手のInstagramはこちら。
イケメンでもある押しの選手ですw
さて、今回も長くなりましたが、次週もありますのでここらへんで。
最後に、佐藤選手と大西さんのSNSはこちら!
佐藤選手
大西さん
今回もここまでお付き合いいただきありがとうございました♪
また次回♪
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