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12月8日放送分 #渋谷の体育会 収録後記(WOWOW 太田慎也さん)
こんにちは~!
今回の収録後記は、私の大大大好きなドキュメンタリー番組【WHO I AM】のチーフプロデューサー 太田慎也さん!
夏にもご出演いただいておりますが、本当にWHO I AMが大好きすぎて、この日の収録は本当に楽しかった…!!
お聞き逃しの方はぜひこちらから~ ⇓
ノーバリアゲームズ
最初に話題に上がったのが、今年の6月に開催されたノーバリアゲームズ。
動画がめちゃくちゃ素敵でした。
3分でノーバリアゲームズの魅力が伝わると思うのでぜひこちらを。
シーズン2の車いすフェンシング ビアトリーチェ・ヴィオ(通称べべ)選手のご両親がイタリアで開催されているイベントから着想を得て初開催されたもの!
前回ご出演いただいたときは、このイベントの開催直前。
その時の音源もぜひご視聴ください♪
当日は私は本業の仕事でお伺いできなかったのですが、動画を見て、「行きたかったー!!」と思いました。
今回お話を聞いてさらに。
2020年も開催されるそうなので次回は絶対に行きたい。
私は前職が特別支援学校の教師だったので、障がいのある子供たちやその保護者と接する機会が多かったのですが、なかなか【挑戦する】機会ってないのが現状で。
保護者の皆さんも子どもの障がいを受け止めつつも、これ以上傷つけたくないと思って、挑戦する前から「この子には無理なんじゃないか」と思って諦めてしまうことも多いです。
でも、このノーバリアゲームズは、みんなが初めてのことだからこそ、みんなが一緒に【挑戦できる】。
失敗しても怖くないし、一緒にやることで仲間もできて笑顔もあふれる。
本当に素敵なイベントだなと思いました。
べべ選手のWHO I AMもとーーっても素敵なお話の一つ。
Youtubeで5分版がご覧いただけます!
また、WOWOWのWEB無料会員になると、シーズン3まで無料でオンライン上で観ることができます。
べべ選手はシーズン2なので、無料で全部見ることもできるので、ぜひ登録して全編観ていただきたい!!
シーズン5
これから2020年に向けて、WHO I AMはシーズン5に入っていくそう。
まだ選手選定中のところもあるそうですが、1シーズン8人の選手を取り上げ、夏季は全競技を取り上げることになっているため、シーズン5は、バドミントン、馬術、ボートの選手が登場する予定とのこと。
今回は、パラスポーツの中でも、なかなかなじみのないパラの馬術のことが話題に上がりました。
人馬一体の馬術
馬術ですから、当然馬と一緒にやる競技。
パラスポーツの中で唯一の採点競技です。
馬術と聞くと、ハードルを飛んだりする障害種目を思い浮かべる方が多いかなと思うのですが、パラには障害種目はなくて、規定演技と音楽のあるフリースタイルがあります。
パラ馬術の説明のわかりやすいものないかなーと探したのですが、やっぱり国際パラリンピック員会のAtoZが一番分かりやすそう。
英語ですが…!
WHO I AMでどんなストーリーが描かれるのか、本当に楽しみですね(^-^)
WHO I AMのフィロソフィー
私はWHO I AMが本当に大好きで。
休職中の今、有り余る時間をWHO I AMを観る時間に使っています。
一人ひとり、すごく深いエピソードとエネルギーがあるので、一話一話大切に観ていますが、描き方が本当に素敵で。
パラスポーツはどうしても馴染みがないからこそ、パラスポーツそのものの説明に割かれる時間がどうしても多くなる。
もちろん、競技の魅力を知っていただくためには、大事なことでもあります。
でもWHO I AMは、「これが私だ」という選手個人のストーリーを描くからこそ、競技そのものの説明はごくごく簡単に触れる程度。
選手のストーリーを観て、競技に興味を持ったら調べてね、でいいんですよね。
だからたっぷり50分、選手の想い、背景などを知ることができます。
障害についての描き方
収録中で触れたのですが、私はWHO I AMの選手のストーリーの描き方がとっても素敵だと思っています。
パラアスリートを取り上げる場合、多くのドキュメンタリーが障害を負ったきっかけとそれを乗り越えたエピソードにフォーカスを当てます。
健常者のアスリートで会っても、ケガとか身内の不幸とか、アンハッピーなエピソードを逆境のように取り上げるのが一般的かもしれないですね。
でも、WHO I AMはそれをしないんです。
もちろん、選手を知るうえで、家族や本人に、障害を負った時のことを聞くシーンは出てきます。
それを多く語る人もいれば、一言二言で切り替わる人もいる。
そこには、いろんなエピソードや想いがあるんだな、と感じる描き方がされています。
特に印象的だったのが、ゴールボールのユスタス選手とトライアスロンのメリッサ選手。
ユスタス選手は10歳の時、お父さんと一緒にいる時に事故で。
お父さんは、WHO I AMの中で「あの時のことは思い出したくない」と。
事故に遭ってから15年以上も視覚障がい者として生活し、本人はゴールボールのアスリートとして日々淡々と練習に向き合い、パラリンピックで金メダルも獲得していますが、お父さんの中ではまだ受け止めきれない想いや後悔に近い感情を抱いているのだな、というのを余白から感じました。
メリッサ選手は、イラク戦争時に爆弾で足を切断した選手。
お母さんが、「片足がなくてよかったとは言えないけれど…」と、事故に遭ったということのショックは受け止めながらも、今の生活に満足していることも語られます。
どちらのシーンも、WHO I AMの中ではエピソードの一つですが、とても重要なシーンだと思っていて、丁寧に描かれているところにまた更にWHO I AMを好きになりました。
どちらもWEB無料会員で観れますのでぜひ!!
しつこいですが、以下で登録して観ることができます!
Youtubeの5分バージョン貼っておきますのでせめてこちらだけでも!(切実に)
観たら魅力がわかります!
私は、とにかく選手の生き様にエネルギーをもらって、少しずつ回復に向かってエネルギーを蓄えています。
2020年には最高のパフォーマンスを披露してくれるであろう選手たち。
本番前にぜひ観てほしいです!
WHO I AM大好き過ぎて次週も太田さんにご出演いただいております♡
こちらもお聞き逃しなく!
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