東京パラリンピックまであと511日。
こんにちは。
パラスポーツエバンジェリストのまえゆかです。
エバンジェリストを名乗っておきながら、ここ数日更新していなかった。。笑
ついに、私も4月1日から社会復帰するにあたり、諸々準備したり、最後ののんびりをしたり、コロナ自粛で引きこもっていたりと過ごしています。
これからはちゃんと発信もしていきたいなと思って改めての投稿!
延期になった東京オリンピック・パラリンピック
3月11日が前職の最終出社日で、コロナのせいで会いたい方に会えなかったり挨拶できなかったりと、じわじわっと影響を感じていましたが、身近に感染者もおらずどこか自分とは遠い存在のことだと思っていました。
その頃からオリパラどうするって話が出ていても、もう聖火リレーもスタートするし、ボランティアの研修もスタートしているし、2021年にはいろんな国際大会が日本で開催されるのが決まっているし、いろんなことを考えてもやるもんだろうなと思って疑っていませんでした。
各競技の選考大会が次々と中止になり、出場権をまだ得られていない選手の気持ちを案じて、開催するにしてもかなりの数の選手が選考に対して納得がいかない状況になるんじゃないか…ということくらいかな。
その後、1年程度の延期が発表されて。
中止じゃなくて良かった…という多くのアスリートの発言を目にして、私自身も中止じゃなくてよかったと安堵しました。
アンチ五輪の方々がたくさんいるのも知っています。
それでも、私は開催することで社会が変わると思っています。
ここについては今書くと超長文になるので、改めて気持ちを整理した上で書こうと思っています。(と言いながら、書いていないものがたくさんあるけど。笑)
パラリンピックは8月24日~9月5日
昨日発表された東京オリンピック・パラリンピック大会の日程。
当初のスケジュールと曜日も週も同じなので丸1年延期という感じですね。
各競技の詳細のスケジュールはこれからとのことですが、心配されていたチケットもそのまま無効にはならないようなので、願わくば土曜日の日程はどの曜日のまま、種目も同じようにスライドしてくれたらいいなと…
こればっかりはどうなるかわからないですけどね! どの試合になっても面白いことは間違いないので、もし種目が変わってしまったらそれはそれで楽しもうと思っています^^
唯一気になったのが、多くのメディアがオリンピックの日程ばかりを取り上げていたこと!
これとか
TVの報道番組も「東京五輪は7月…」とばっかりで、オリパラはセットだって言ってるでしょ(怒)と思いながら報道を耳にしていました。笑
もちろん、「パラリンピックの日程は…」とだけで記事にしているものもありましたよ。
でも、せっかく一体となってやってきているんだから、一緒に報道してくれればオリンピックに関心ある人にもパラリンピックの日程を知ってもらえるのに・・・と思いました。残念。
オリンピック・パラリンピックを一つの組織委員会で運営して、一緒に盛り上げているのは東京が最初の例です。
諸外国のパラアスリートが「東京はすごいらしいね」と期待しているんです!
海外のアスリートの期待なんて関係ないだろって人もいると思いますが、国際社会に日本だからこそ示せるプレゼンスです。
期待に応えられるような盛り上げを作っていくことが必用だと思うからこそ、私はパラリンピックの存在感をもっと出していきたいなと思っています。
ポジティブにとらえるしかない
コロナの影響で多くのイベントや大会などが中止になり、まだ国際大会などの再会のめどはたっていない様子です。
多くのアスリートが国際大会に照準を合わせてコンディションを調整しますし、競技団体は大会に合わせて合宿などのスケジュールを組みます。
明日から新年度が始まりますが、ジムなどの練習場の出入りも制限されている中では、なかなか年間のスケジュールを立てることは難しいと思います。
練習が思うようにできない状況は、きっとアスリートにとっては大きな心理的負担になっていると思います。
パラアスリートの中には重症化リスクの高い方も多いので、まずはコロナに罹らないよう最善の配慮をしていただく必要があると思いますが、アスリートの中には進行性の病気の方もいるため、1年の延期というのは決して楽観視できるものではないと思います。
でも、私個人としては、パラリンピックは2024年も2028年も開催が決定しており、東京だけを照準にするのではなく、その後も東京パラリンピックのレガシーとして世界で活躍してほしいという気持ちを持っています。
1年の延期でクラスが変わったりとパラリンピック出場への道が険しくなる人も出てくるとは思いますが、パラリンピック出場だけがパラアスリートの価値だとは思っていません。
パラスポーツの魅力をアスリートの言葉で語ること、アスリートの活躍でパラスポーツの認知度を上げること、アスリートに憧れてファンや競技者を増やすこと。障害があることをスポーツをやらない理由にしなくていいということを示すこと。。
私にできなくて、パラアスリートにできることは、たくさんあります。
試合で勝つことだけじゃないです。
東京パラリンピックが終わったら、今のような体制は維持できないかもしれません。強化費も減るかもしれないし、競技団体への支援も減るかもしれない。
でも、東京パラリンピックをきっかけにパラスポーツへの関心が高まれば、状況が変わる可能性はいくらでもあると信じています。
そのためにも、この1年の延期というのはパラスポーツの価値を高め、競技を普及し、その魅力をより多くの方々に伝える時間ができた、とポジティブにとらえて頑張っていきたいと思っています!
今回はコロナが影響しましたが、世界規模でみれば、大きな地震や自然災害はどこかしらで起きていますし、内戦が続いている国もあります。
自分たちには予測できないことに影響されて、人生が翻弄されることは、ある意味仕方のないことなのかもしれません。
だからこそ、今ある状況でできることを!
あと511日もあれば、1日に1人パラスポーツを知らない人に魅力を伝えるだけで、500人以上ファンが増えるんです。
それに取り組む人が10人いたら、5000人。
一人、また一人とファンを増やしていけば、どんどんと相乗効果が生まれます!
伸びたことは仕方ない。
だからそ、伸びた期間でできることを。
1年かけて、全力で、よりファンが増えるように、よりパラスポーツへの関心が高まるように、魅力を伝えていくことが自分の役目だと思って頑張っていこうと思っています!
今後はマメに更新するぞ。(努力目標)
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