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セロリな日々

こんにちは、まえゆかです。

毎日5分、継続中。

マガジンの更新は、ちょっとストップ。
まだちょっと、ギアの入れ換えが難しい。

でも、毎日書くことを意識し始めて、気持ちの整理がつきやすくなっているような気もしてる。

だから今日も書く。

失いたくない

前向きな気持ちよりも、気づくとちょっと後ろ向きになってしまう。

友人の訃報を受けて、この毎日が当たり前にあるわけじゃないと実感したら、途端に怖くなってしまった。

朝見送った夫が、このまま帰って来なかったらどうしよう。
どこかで事故とか、急病で倒れたとか。

転職先の会社の電話番号とか、調べておいたほうがいいかな。
夫に「妻・緊急連絡先」と裏にメモ書きした私の名刺を持たせておいたほうがいいかな。

いつか居なくなってしまう

それが現実味を帯びている今、夫を失うのが、怖い。

不安でいても、避けられるものではないはずだから、頭では、前向きに毎日を大切にした方がいいと考えてる。

でも、今は怖いのだ。

夫だけでなく、遠くで暮らす親友のことも。家族のことも。

みんなに、「体調不良を放置しないで」「医者になんともないって言われたらとりあえず血液検査を」と言ってしまう。

イナメナイ

怖いのだ。

大切な誰かを、失うことが。

もしあの時に伝えてたら、と後から後悔することも怖い。

異常だと思うけれど、夫にはしつこく聞いてしまう。

「体調に変なところない?」
「この前の健康診断の結果見せて」
「本当に大丈夫?」

夫は、ふわふわっと対応して、するっと抜けていく。

どちらが長生きするのか

私たちはよく、寿命の話をする。

夫はいつもこう言う。
「ゆかちゃんが死ぬの見たくないから、俺は先に死ぬよ。だから健康とかはそんなに気にしなくていい。」

私も夫の死に向き合いたくない。
「いやだ、私が先に死ぬ。でも100歳まで生きたいから、夫くんには120歳まで生きてほしい」

「なんだそれ(笑) 無理でしょ(笑)」

だいたい、ここで終わる。

120歳は言いすぎだと思ったけれど、夫にはもう少し健康に気を遣ってほしい。

だから
「私より先に死んでもいいけど、75歳までは生きてほしい。」
というオーダーについ最近変えてみた。

ただ不安なだけ。

とりあえず、病気になってほしくないのだ。
夫が苦しむ姿も見たくないし、夫を突然失う場面にも遭遇したくない。

私の中で、75歳なら老衰だと言われても納得できるのではないかと思って、120歳から75歳に一気に45歳も値下げしてあげたのだ。

「わかったよ、約束する。」

口約束でいいからそう言ってほしいけど、夫は絶対に言わない。

「保証できるものがない」

お前は‥品管(品質管理)か!!!


文系思考な私は、感情に寄り添ってほしいだけなのに、
理系思考な夫は、根拠のない発言を絶対にしない。

並行線である。

まぁでも、仕方ない。
そんな誠実さも含めて、好きになったのだから。

育ってきた環境が違うから、好き嫌いはイナメナイ〜♫

セロリ

昔流行ったあの歌を思い浮かべる。

たぶん、しっくりくるのは2番の方。

もともと何処吹く他人だから、価値観はイナメナイ〜♫

セロリ

セロリだな。

新マガジン『セロリな日々』

思いつきですが、論理的な思考をするタイプの夫と、感情的な思考をするタイプの私は時々びっくりするような価値観のすれ違いを体験します。

笑える範囲の日常を、ポツポツと綴っていこうと思います。

どのくらいの頻度で更新するかはわかりませんが、フォローしていただけたら嬉しいです😊

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まえゆか/前田有香
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