日々食べているものを見直してみよう
食習慣、食生活について意識したことはありますか?
自分のことを知る作業をしていると食を通して気づくこともたくさんでてきます。
1.普段どんなものを食べていますか?
食習慣って子供の頃の影響をすごい受けているんですよね。
親が作ったものを食べて育っているのであたりまえのことですが
おやつも含めなんでも手作りしたもの
お惣菜など作られたものを買う
添加物の入った調味料を使って味付けする
外食ばかり
野菜は食べない
お菓子をよく食べる
パスタやパンをよく食べる
etc...
何を食べたか?それは買ってきたものなのか?どんな味付けなのか?どんな食材を使っているのか?
朝食、昼食、夕食とでも違うだろうけどこれも書き出し作業をしてみるとおもしろいと思います。
自分を知る作業と同じで、書き出ししてみると見えてくるものがあります。
自分の当たり前を書き出して、客観的にみてみると”ん?”と思うことがでてきます。
2.変えられそうなものを書き換えてみる
食べたものを書き出ししてみて、なんか気になると思ったものがあればそれをチェックして、それをどのように変えてみようかを書いてみる。(ペンの色を変えてね)
例えば
朝食
コンビニなどで買った菓子パンやお惣菜パン
→ 手作りしているパン屋さん(チェーン店ではなく個人店など)の食パンにしてお野菜などと一緒に食べる。(混ざりものではなく、生乳のみのバターでね)
昼食
カップラーメンとおにぎり
→ 手作りおにぎり、前日の夕食の残りを持っていく
夕食
スーパーのお惣菜、白飯(ごはんも購入)
→ お肉とお野菜を焼いて塩こしょうで味付けしたもの、ごはんは炊く
もちろん仕事が忙しいとかでできないこともあるけど、すべて正すわけではなく見直してみるという作業が大切
今無意識でやっている食習慣をみなおしてみることで、自分の中で変えたい、違和感があるものがあれば変えられる範囲で変えればいい。
3.私がまずやったこと
私が食習慣を変え始めたのは2004年でした。
もともとあまりスナック菓子は食べることはあまりなく、炭酸飲料も飲まないし、お酒も飲まない。
ケーキなどスイーツやパン好き、コーヒーは牛乳を入れてカフェオレ
朝は、パン(もうどんなところで買っていたのかは覚えてない)にカフェオレ→ コーヒーはブラック、パンは天然酵母のお店のものや、白砂糖を使っていないパン
お昼は、会社から出て毎日どこかのお店でランチ→ 相変わらず外でのランチだけど、ヘルシー系やインドカレー、ナチュラルフード系のお店を選ぶように
夜は、出歩いていることが多かったので、ほぼ外食→ 出歩くことを止めたので、自炊するようになり、玄米にしたりマクロビを少し取り入れたりしてみていました。自然食のお店で買い物するようになり、添加物入りの調味料は使わなくなり、どんな素材で作られているのか?で選んだり、裏の表示はよくみるようになりました。
食生活を変えて15年くらいになりますが、そのときそのときで意識することなどにも変化があり、食を通していろいろな体感、気付きがあったので少しずつ書いて行こうと思います。からだやこころの変化も含め
4.お腹を満たすだけの食事ではなく
食べたものを書き出しするようになり、変えたい、変えようと思ったことを記入するようになったら、1食、1食を丁寧に食べるものを選んでみましょう。
ただお腹を満たすだけの食事ではなく、エネルギーを取り入れるという思いで食べるものを選んだり、食べると変化を感じることができるかもしれません。
5.好き、嫌いには思い込みがたくさんある
今まで接してきた生徒さんたちの中で多かったのが、うなぎが苦手という人
私も子供のころは骨が嫌だとか言ってたことがありましたが、そのあとはとくに苦手になることもなく普通に食べていましたね。
生徒さんたちといろいろな神社へ一緒に行くようになるとその土地の美味しいものを食べるようにしているのですが、だいたい私がおすすめするお店に行くことが多いのです。
静岡の三島へ行ったときに、ここに来たらうなぎ食べないと!ということで連れて行ったときのこと
食べ終わるまではその話題にはならなかったのですが、帰り道、実はうなぎ苦手だったんですよ!と
でも、すごい美味しかったです!と言うのです。
生徒さんたちは自分の中になにかひっかかることがあると、そこを深めてみていくという作業ができるようになっているので、うなぎについても見て行ったら
子どものとき食べたうなぎって、スーパーで買ってきたものだったのでおいしいなんて思ったことがなかったと
うなぎ=おいしくないものという思い込みが出来ていたんですよね。
もちろんお値段にも違いがあるけど、本物を本来のおいしさを引き出す調理法であればおいしくないわけがないですよね。
6.本物を知ることの大切さ
食べ物だけでないけど、本物、本質を知るって大切なこと
本物を知るという感覚を身に着けることって、いろいろなことろで役立つ
人を見る、知るときにもこの感覚は役立つ
これについてはまた別のところでも触れると思うけど、食べ物って一つの言葉で表すことができちゃうけど、同じ言葉で表現していてもその人の経験次第でまったく別の物の捉え方がありますよね。
食に関しては、いろいろな方向から書きたいことはたくさんあるのでまた別の回でも書こうと思っています。