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しんどいぐらいがちょうどいい。
「このコントはね、こういうメッセージ性が込められていて、配信や劇場でみてくれている人たちにこういう風に受け取って欲しかったんですぅ。」
なんて熱弁振るったり、自分の考えや想いを押し付けるようなことは絶対しない人だと思っていた。そもそもそんなことを言うコント師は存在しないのかもしれないけれど。
ネタバレ全開なアフタートークといえど、表題のコントについて多くは語らず、観る側に全部委ねてくれる堂前さんの潔さ、人柄に惹かれております。
単独公演をやるときには、まず音楽を決めて、表題となる長尺のネタから一番最初に作る。それを作ってからじゃないと、なんか気持ち悪くて他のネタは書き出せない。
それを知れただけでもう十分です。
特にこれといったメッセージもないんでってさらっとおっしゃっていましたけど、ひとりひとりに何かしらのメッセージがしっかりと届いていると思いますよ?なんて思ったりして。
生きてるとさ、しんどいこと、乗り越えなくちゃいけないこと、辛い!逃げ出したい!って思うこと、たくさんあるけどさ、生きててよかったー、幸せーって思える瞬間もたくさんあって。
しんどいぐらいがちょうどいっか。
しんどいことがずーーっと続くわけじゃないし、楽しいこともあるしね。
って思えて、さてと、あしたからも頑張ろう。って思えるコントをこのタイミングでみせてもらって、救われたなぁ。
これがDVDになって形に残ってくれるのが嬉しい。
いまは単純に、愛しの登場人物たちにまた会えるのが楽しみやー、ひゃっほい。ってうかれております。笑
ロングコートダディのよさはもう既に色んな人たちにバレてきていて、私なんかがいちいちプレゼンしなくても、もっともっと売れて人気者になっていくんだろうな。
私は、劇場でひたすらネタやって、コントたのしー!って楽しんでいるふたりがこれからも続いていきますように、とだけ切に願って、応援しつづけるのみですな。
テレビや配信でみるコントよりも、生で観るコントの方が面白く感じられるのよね。ってことで、劇場に足を運ぶことやめられそうにないです。
前回の単独公演でもグッときた選曲だったのだけど、今回もセンス良すぎ。
素敵な音楽に出会わせてくれてありがとうって毎度なってるな。
おふたりの世界観にぴったりだったOP曲とED曲を最後に残して終わろうと思います。
DVDたくさん売れろーーーー!!!!