【今どき会社員パパ】男はつらいよ
概要
・昨日は優しい励ましのメッセージをありがとうございました。
・「共働きイクメンワーパパ」である夫の苦悩
・男性育休取得で職場の育児参加理解が広まる
関連する配信👇
#129 男性育休取得を同僚ワーママの立場から語る
https://stand.fm/episodes/61247d23420c220006fe09d2
noteはこちら👇
https://note.com/yuka_twinsmama/m/m0f75d622e926
#子育て #共働き #ワーパパ #ワーママ #双子育児 #男性育休取得 #イクメン
※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
下の再生ボタンを押してみてください。
音声を聴きながら、この記事を読んでいただくとわかりやすいです。
プロローグ
・昨日の配信では、「体調不良で辛いです」という弱音トークをしちゃいましたが、それに対して、優しいコメントなどいただきまして、ありがとうございました。
・てっとも心励まされました。
・noteの方にも、あたたかいメッセージをいただきまして、朝から元気づけていただきました。
・それ以外にも、たくさんの「いいね」もいただいて、嬉しかったです。
・皆さん、優しい励ましをありがとうございます。
・私と同じワーキングマザーの方からは、子供を夜9時くらいには寝かしつけたいけど、そのために頑張りすぎると親も子もストレスになるから、少し遅めになることもあるよね、というコメントもいただきました。
・みんな子育てと仕事の両立で葛藤しながら、なんとなく落としどころというか、自分の中の妥協点・及第点を見つけているんだな、と思いました。
・なんか私も気持ちが少し楽になった
・でも、子育てと仕事の両立に苦しんでいるのは、ママだけじゃないですよね
・きっとワーキングファザー(ワーパパ)の方も、ママと同じように苦しんでいると思う
・ワーパパである夫を見ていて、それを感じる場面がけっこう多いので、今日は「今どき会社員であるワーパパの辛さ」についてお話しようと思う
・このテーマで苦しんでいる方には共感してもらえるかな、と思うし
・そうじゃなくても、心優しい皆さんに、今どきイクメンワーパパの実情を少しでも知ってもらいたい
「共働きイクメンワーパパ」である夫の苦悩
・まず断っておきたい
→「イクメン」という言葉を私は好きじゃないし、消滅するべきと思っているけど、きっと今のところこの言葉を使った方が話が通じやすいと思うので、あえて使います。
イクメンとは、育児をする男性のこと
・昨日のエピソード
・昨日は私の体調が悪く、雨も降っていたので、夫が子供の保育園へのお迎えをするために、早めに帰ってきてくれた
・保育園へのお迎えは、普段は私の担当
・夫が子供を保育園から連れて帰ってきてくれた夜6時半頃、夫の職場の上司から電話があった
・詳しい用件は聞かなかったけど、この上司は普段から勤務時間外の早朝・退勤後の夜間・休日などに気軽に夫に電話をかけてきて、仕事をふってくる。
・わが家の事情としては、退勤後の夜は家族の時間で、せっかく夫も一緒に家族みんなで夕食をとれると、子供たちも喜んで夫が食卓につくのを待っている
→家族団らんを気安く邪魔しないで
・夕食後も、私だけでなく、夫も家事(食事の後片付け、お風呂掃除、保育園の荷物の仕分けなど)や子供のお世話をする
→彼の手が空くのは夜10時近くなってから
→そこから仕事をさせるのか?
→明日で良くない?
・朝も、彼も私と同じように5時から家事&育児して出社している
・朝7時過ぎに起きて、自分の身支度だけすれば良い上司とは状況が違う
その上司のバックグラウンド(音声のみ)
・育児を奥様の「お手伝い」程度にしかしたことのない上司には、夫の置かれている状況がわからない
・何度も話しても具体的にイメージができない
・彼の認識では、「育児も家事も奥さんの担当」
・男の役割は仕事
・上司である自分の指示が最優先、と思っている節がある
→共働き世帯の妻の置かれている状況がわからない
・「共働きでも、休日なら奥さん(私)も仕事が休みで手が空いているのだから、彼が仕事していても問題ない」と思っている節がある
→3歳双子育児を連れての外出は、まだ大人手2つが必要
→私と彼の2人がかりでないと、子供を外に連れ出してあげられない
→共働きで平日はずっと保育園で過ごしている子供たちが、休日の家族での外出を心待ちにしていることを彼には理解してもらえない
・子供は父親の仕事を理解して、我慢するもの
・その子供のフォローをするのが母親の役割
・勤務時間外の私生活にまで、彼の上司が影響を及ぼしてくるのを迷惑に感じる
・でも、きっとこんな上司は一昔前(私の親の世代)では当たり前だったと思う
・例)夫の父親や50代上司の若かりし頃の働き方
→深夜残業、休日出勤、ゴルフや飲み会などの接待
→終身雇用が約束されていた時代ですね
・この上司に限らず、彼の職場(部内)には「共働きで子供もいる」って人が1人もいない
→共働きで、なおかつ子供が3歳というまだ幼い双子の父親である彼の家庭での役割が、誰にも理解されない
→これに彼はずっと苦しんでいる
→わからない・知らない人には、どうしてもわかってもらえない
→共感し合える仲間がいない孤独感が強いらしい
・職場では一昔前の仕事人間並みのフルコミットが求められるし、家庭では夜7時近くに帰宅してバタバタ夕食準備に奔走する私(妻)と、幼い双子の子供がいて、「パパトイレに行くのを手伝って」とか言っている。
ワーママは辛いな、と思う場面が正直少なくないけど、この大変さを理解してもらえないという意味では、ワーパパである夫は私以上に辛いだろうな、と思う。
男性育休取得で職場の育児参加理解が広まる
・私の職場は、育児をしてる職員への理解・配慮という意味で恵まれている
・「共働きで子供もいる」って人がけっこういる
・男性育休取得が本気で推奨されている
→私が所属する部門では、男性育休取得率100%を部門長がトップダウン型で推進している
→今のところ本当に100%。男性2人目。取得経験者は3人。取得期間も長くなってきている。
→ちなみに、女性の育休取得率はほぼ100%
→本人の事情・希望以外では、基本的にみんな産休&育休をとっている
・世の中の男性育休取得率は、0.1%らしい。
→低すぎる
・会社組織って今も男性比率が高くて、文化としても男性文化な側面が多いと思う
・だから男性の育児参加意識や理解って、会社全体の風土・文化に与える影響が大きいと思う
・子育てを「お手伝い」ではなく、育休までとって、自分主体で育児をしたことがある男性は、育児で何が大変なのか、どんなパフォーマンスが必要なのかがわかる
→男性も女性もみんなで理解し合えて、配慮し合える
このことは「#129 男性育休取得を同僚ワーママの立場から語る」で詳しく取り上げています。
・育児に限らず、介護の事情もある
・私の職場には、親の介護をしているメンバーもいる
→彼は残業と休日出勤なし、という制度を利用している
・そういうふうに働き方を制限すると、どうしても仕事のパフォーマンスに影響がでたり、自己成長の機会を損したりするので、良いことばかりではないけど、その選択肢があるのは有難い
・人それぞれ事情は様々だけど、会社での仕事にフルコミットを強要されず、自分の求める働き方を主張できて、それを認め合える組織で働きたいと私は思う
まとめ
・「共働きイクメンワーパパ」である夫が、実はワーママである私よりも辛いだろうな
・この状況が、彼の職場ではどうしても理解されない
・男性の育休取得がもっと広まれば、今よりもっと働きながら子育てのしやすい世の中になるな
というお話をしました。
「#129 男性育休取得を同僚ワーママの立場から語る」で詳しく取り上げています。
・共感いただける方は「いいね」ボタンを押していただけると励みになります。
・ご感想などもレターやコメントでいただけると嬉しいです。
聞いてくださる皆さんと一緒に、暮らしをもっと明るくしていけるような学びや気づきを、シェアしていきたいと思います。
それではまた、ゆうかでした。
※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
興味をもってくださった方は下記のリンクから、ラジオをお聴きください。
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