【アート思考】子供に教わる、これからの時代を生きる力
概要
・これからの時代を生きる力
・アート思考と相反する学習
・子供に教わる世界のとらえ方
・『13歳からのアート思考』
→著者:末永幸歩氏
・『どちらがおおきい?』
→著者:遠山啓氏
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※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
興味をもってくださった方は、ラジオをお聴きください。
プロローグ
・皆さんは美術館に行くことがありますか?
・私は結構美術館が好きです
・夫との初めてのデートも美術館だったと思います
・美術館に行くと、非日常の世界観の中で、普段とは全然違う刺激を受けて、いろんなインスピレーションが生まれたり、エキサイティングな気持ちになるのが好き
・今日は休日だったので、朝、『13歳からのアート思考』という本を読んだ
・これは末永幸歩(すえながゆきほ)さんという美術の先生が書かれた本
・なんでこの本を読む気になったか
・ITやテクノロジーの進化に伴って、いろんな職種がAIにとってかわられてきている。
・私の職場でも、いろいろな業務(これまで人が手作業していたもの)がどんどんAIが代行するようになってきた。
・これまでのような正解を求めるような考え方しかできない人は、いずれ仕事がなくなってしまうなと肌で感じる
これからの時代を生き抜く力
これまで
正解を出す力=問題(課題)を早く正確に解ける人
これから
問いを立てる力=自分のものの見方で世界を捉えて、自分なりの探求を続けられる人
=アート思考
・ビジネス×アートというと山口周氏が多数の本を出されている
・大人はついついこれまでの知識や経験から、物事を正解と呼ばれる固定概念に当てはめて捉えてしまいがちだけど、
・まだそういう知識や経験の少ない子供は、文字通り見たまま、感じたままに世界を捉えることができる
・そういう意味では、子供の感性は大人よりもリアルさにおいて優れているかも
・子供の捉える世界は、きっと大人よりも歪みのない世界なんだと思う
・「常識」や「正解」にとらわれず、「自分の内側にある興味」をもとに「自分のものの見方」で世界をとらえ、「自分なりの探求」をし続けることが欠かせない。
・これこそがアート思考
・正解を求める方が安易でてっとり早い分、大人にとっては忍耐がいるかも
・なんで車は早く走れるのか
・なんで猫バスはもっと早く走れるのか
・なんで普通のバスは猫バスのように早く走れる足を持たないのか
・なんでお父さんは自転車を早く走れるのか
なんで、なんで、なんで、、、
といつまでも考え込む子供たち(特に息子)
毎日(ママ・パパ大変、、、)
でもこの自分の興味に基づいて考え続ける力(探求し続ける力)=アート思考はこれからを生き抜く力として伸ばしてあげた方がいいんだろうな
アート思考と相反する学習
・先日子供たちに『どちらがおおきい?』という絵本を買った
・遠山啓(とおやまひらく)さんが書かれた本
・この絵本は、モノの大きさや量の概念を子供に絵(視覚・直感的に)で教えることができると評判の絵本
・夫が知育目的で買ってみた
・物の大きさや量の測り方など、いわゆる正解を出す考え方を学べる絵本
例
子供たちは初め、見たままの理解をしていたが(アート思考)、手前にあるものと奥にあるものが同じ大きさで書かれていたら、それは奥にあるものの方が実際は大きいということを正解の出し方を理解した。一晩にして。
(一点透視図という技法の理解)
・子供はあっという間に正解を出せるようになってしまう
・それと引き換えに、アート思考もできなくなっていくのかもしれない
・物凄い速さで
・子供の理解力・学習力がもはや脅威
子供に教わる世界のとらえ方
・私たち親が持っている知識や経験が必ずしも正解と思いこまないように心がけたい
・安易に「正解」を子供に教える、という姿勢は厳禁
・「すべての教育は洗脳である」
・逆に、子供の世界のとらえ方を教わる姿勢でいると、毎日驚きや発見があって、世界が新鮮に見える
・子供たちと一緒に、人生や世界をもう一周初体験できるなんて、子育ては素晴らしい
・うちの子たちは今3歳で、1日1日言葉が発達しているところ、まだ嘘・詭弁をほとんど使わない
・子供自身が感じたことや思ったことをシンプルな言葉で表現してくれるから、わかりやすい
まとめ
・これからの時代を生きる力として、アート思考を紹介した
・これは特別なものではなく、たぶん人は生まれたときには持っていた感覚
=「常識」や「正解」にとらわれず、「自分の内側にある興味」をもとに「自分のものの見方」で世界をとらえ、「自分なりの探求」をし続けること
・アート思考の得意な子供に今一度教わりながら、世界をもう一度見渡してみよう
・新しい発見や喜び、あるいはこれまで気づかなかった問いや課題を立てるヒントが見つかるかもしれない
参考情報
※この記事はラジオ番組「ワーママのシンデレラタイム」の台本です。
興味をもってくださった方は下記のリンクから、ラジオをお聴きください。
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