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違和感ってだいたい当たってるよね、の話

違和感を感じたとき、みなさんはそれを言葉で説明できますか?

何かを選ぶときに自然と「これ、なんか違う」と避けたりしたことって誰もが経験してると思います。
例えばお店の鏡でお洋服をあててみたとき、いつもは選ばないリップをつけてみたとき。
それが色なのか形なのか、特定のアイテムなのかは人それぞれだと思いますが、理由ははっきりとはわからないけどなんとなく手に取らないとか、手に取ってみても違うと思ってすぐ戻したり。
みなさんはどんな経験を思い出しますか?

実は、人は無意識のうちに自分の似合うものを選んでいることが多いんです。
だからこそ理由は説明できなくても「なんか違う」と思うものはやっぱり避けている。
直感で感じ取ってるってすごいですよね。

私がよく違和感を感じたのはコスメの色でした。
オレンジ色のコスメを「なんか苦手だな…」と感じたり、だからと言って青みが強いピンクもなんか違う…
私のパーソナルカラーは冬春で、色相(黄みを含んだ色が得意なのか青みを含んだ色が得意なのか)でいうとほぼニュートラル。
黄みが強いのも青みが強いのも得意ではありません。
そのときは理由を説明することはできませんでしたが、今考えてみると自分でなんとなく違和感を感じ取っていたのだと思います。
理由はわからないけど苦手だと感じるもの、それにはしっかりと理由があるんだな〜と診断結果を見て思いました。

お洋服でいうと、すごくピッタリとしたラインのお洋服が苦手でちょっとゆるっとした感じのものを選ぶことが多いんですが、これは実は骨格の影響だったり。
曲線の多いお洋服(かわいらしいフリルがたくさんついているとか、丸みを感じる袖のデザインなど)はなんか似合わないし違う…と思って避けていたのは顔タイプの影響だったり(骨格も関係したりします)

パーソナルカラーや骨格、顔タイプ診断では「なんとなく違う」の「なんとなく」を具体的に理解することで違和感の正体を知ることができるので、実は普段から無意識に自分に似合うアイテムを選んで着ていたんだなぁと納得されるお客様も多いです。

私たちは本能的に「これは自分に合わないな」という感覚を持っていて、それが日々の選択に表れているんだなと思います。
どれにしても精度100%!というわけではないのですが、あながち間違いではないのかも。

ファッションやコスメだけではなく、例えば人間関係でもありますよね。
初対面で「なんかこの人合わないかも」って思ったときってだいたい当たってたりします。
「私がまだこの人のことをちゃんとよく知らないだけかもしれないし!」
と思って連絡を取り続けてみたら、案の定自分がしんどくなってしまったという経験を直近でしたので、やっぱり自分が少しでも違和感を察知したら素直に従った方がいいな…と思いました。

違和感を感じたらそれは自分の心、もしくは頭からのサイン。
だからこそ自分のそういうサインを逃さずにちゃんとキャッチしたいと思う今日この頃です。

自分の感覚をきちんと信じて行動できるかは日々の鍛錬。
自分と会話して、自分を信じ、どの選択肢を選ぶかどうか。
人に対して素直になるのも大切ですが、自分のためにも自分に素直でありたいものです。

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