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はじめまして

2022年12月、夫(当時49歳)が事故で大けがを負いました。

ボランティアで作業をしていた先で、伐採された木が頭部に直撃したことによる事故でした。


命を失っていてもおかしくない重篤な状態だったあの日から約1年7カ月、今なお、めまいなどの後遺症・高次脳機能障害に悩まされる日々を送っています。

それでも、本人の頑張り、支えてくださった方々のおかげもあり、現在は事故当初には想像することができなかった状態まで回復し、今年の春からは目標としていた職場復帰をしました。


とはいえ、後遺症による生きづらさは今なお続いています。

家族として願うのは、大事にしていたものの多くを失ってしまった大切な夫が、あの頃のように屈託なく笑える日がくること。

いつかそんな日がくることを願いつつ、わたしのできることをしていきたいと思う日々です。

そのひとつとして、あの日からここまでのこと、今現在の日々のことを記録に残しておきたいと思い、noteを始めることにしました。


脳外傷や、脳疾患に起因する『高次脳機能障害』は重度も症状も人によって様々です。

ここまでの夫の症状、やってきたこと、その結果なども、「夫の場合」という、ひとつのケースに過ぎません。


それでも「見えない障害」であるがゆえに理解がされにくい高次脳機能障害について知っていただく機会となってほしい。

身近にいるかもしれない当事者の方に心を寄せていただくきっかけになればいいな、と思っています。

かつてのわたしたちと近しい状況で悩み苦しむ方の、ほんの少しでも力になれたらとても嬉しいです。

不定期の更新になるかと思いますが、あまり気負わず書いていきたいと思っています。

よろしくお願いいたします。


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