元彼が私を選ばなかった理由

こんにちは、ユカタンです。

前回は、
元カレを損切りした、と題して投稿しましたが、
実質的には、私が振られています。

結婚するか、別れるかで、
元カレは別れを選択しました。

なぜ私との結婚を選んでくれなかったのか。
考察していこうと思います。


この考察をするきっかけになったのは、
とあるSNSでフォローしていた
とあるウェディングプランナーさんの
とある投稿。

私は、その投稿を二度見してしまった。

タキシードを着た元カレがドレスを着た女性と写っていたから。

意図せず、元カレの結婚を知ったのだ。

そして、そのウェディングプランナーのフォロワーを漁り、元カレを発見。
そこから配偶者を発掘。ついには入籍日まで見つける始末。
※私みたいな人がいるから、SNSのアカウント名はフルネームにしないほうがいい。

なんと、彼は私と別れてから一年も経っていないうちに入籍していたのだ。

自分が未熟だから、結婚出来ないって言ってたのに?
その一年で急激に成熟したのか?


ちがう。

もしかしたら、多少なり成長したのかもしれない。

けど、ちがう。


単に、私と結婚したくなかった。
それだけ。

別れたときの「未熟」という言葉が、方便だったのかは分からない。
だけど、私と別れた後、驚くべきスピード感で結婚に至ったのは事実。
私とは一年半かけても出来なかった決断を、その女性とは出来たのだ。

悔しくて、情けなくて、悲しかった。
女として、人として、否定された気がしたから。

でも、受け止めないといけない。
私が選ばれなかったという現実。
そして、結婚する気がなかったわけじゃなかったという事実。


元彼の配偶者は素敵な人だった。
温和な雰囲気で人柄が良さそうだった。

SNSだけで、人柄は分からないかもしれない。
だけど、その人は優しく、穏やかで、前向きな言葉を発していた。

大変な経験をしていたようだった。

でも、綴る言葉は温かくて、綺麗だった。


人間力の差を感じた。


だから、私は選ばれなかったのだと悟った。




私とその女性と何が違っていて、
彼女の何が結婚へと動かしたのか。


笑顔。

元彼の配偶者は笑顔が素敵だった。
いつも笑顔でニコニコしてる人の顔。

人を貶したりせず、嫌なことがあっても人を悪く思うことのない、優しい顔。

一方、私はというと、
ネガティブな感情を放出していた。
仕事の文句は言うし、表情もいつもにこやかとは言えない。

常にニコニコして明るいポジティブな人と、仏頂面ネガティブ女なら、
前者と一緒にいたいよね。

元彼と付き合っていた時の、
「ユカタンには笑顔でいてほしいんだ。
その、笑顔が大好きだから。」

別れる時の、
「ユカタンを幸せにするって言えない。
そう言いたいんだけど、ごめんね。」

って言葉を思い出す。

私はネガティブで、
元彼が私を笑顔にするのに
励ましたり労力が必要だった。

一方、元彼の配偶者は、
ポジティブで穏やかで、何もしなくても笑顔でいてくれる。
むしろ、その笑顔とはじける明るさで、一緒にいるだけで自分の方が幸せになれる。

幸せにするのに労力が必要な人と
労力をかけずとも幸せでいてくれる人、
むしろ自分を幸せにしてくれる人。

どちらと一緒にいたいかなんて、一目瞭然だ。


「幸せにするって言えない。」の本当の意味は、
「ユカタンを笑顔にするためには労力が必要であり、僕にとって負担である。長期的に僕が幸せな状態でありつつ、ユカタンを幸せにすることは出来ない。」といったところだろう。

私は幸せにして欲しいとは思っていなかった。
一緒にいるだけで幸せだし、それ以上は求めていなかった。
だから、幸せにするって言えない、と言われた時は正直納得出来なかった。

けど、あの配偶者の写真をみて、やっと理解できた。

きっと、私と一緒にいるだけで、どこか負担に感じていたんだろう。
私との関係は、元彼が求める理想の夫婦ではなかったのだ。

元彼が求めていたのは、
自然と幸せでいてくれる相手。
幸せそうな笑顔のそばにいたかったのだ。

幸せな相手をみて
自分が幸せになる人だった。

なんで、気づかなかったんだろう。

笑顔は最高の報酬だ。
労力なくして、その報酬が得られた方が良いに決まってる。

仕事で忙しくて疲れてるのに、さらに相手のために労力を使うのは嫌だろう。

一緒にいて癒しになる存在。
お互いを支え合える存在。
そのために、笑顔でいてくれる人が必要だった。


元カレが私とは違うタイプの人と結婚したのは、ショックだった。
でも、そういう人だから結婚の決断ができたんだろう。

付き合っていたとき、楽しいだけじゃなくて、苦しい時も支え合える存在になれていた思ってたけど、傲慢だった。


写真を見れば、その人が元カレに愛されている理由がよくわかる。
やるせない。


ほぼ、同じようなタイミングで結婚したのに、
結婚した相手がお互い別の人なんて。
最初から、縁なんてなかったのかもね。

元カレと出会ったとき、こんなに居心地が良くて、昔からの親友のような安心感がある人で、こんなに素敵な人は他にいないと思った。
運命だと思ったけど、偽物だったのね。

あのとき覚悟を決めたおかげで、お互いに結婚することができたのかもしれない。
(交際が私と配偶者で重なってる時期があるみたいだったし、私が5年後とかに放流されるという最悪なシナリオもあったのかもしれないが…。)
むしろ、もっと早くてよかったかもしれない。


お互い別の相手と幸せに過ごしているから、運命の相手ではなかったんだね。
別れた時は、心が大火傷を負ったみたいに凄まじくヒリヒリして、辛すぎて泣きながら仕事するくらいだったけど(コロナ禍で設置したパーテンションのおかげで職場の人に失恋で泣いてるのをバレずに済んだ。初めてコロナ禍に感謝した瞬間だった)、今は、覚悟を決めてよかったと思ってる。


つまるところ、男性は心底大切にしたい、ずっと一緒にいたいと思う相手に出会ったら、数ヶ月で決断できるものだ。

1年じゃわからない、とか言ってる人も、結婚を考えるときにベターな相手に出会ったら、1年どころか半年で結婚する。

結婚するかどうかなんて、出会った瞬間から決まってるのかもしれない。

結婚する時は、とんとん拍子に進む、っていうけれど、本当にそのとおり。
結婚の話をして、スムーズに進まない時は、あっさり引くのがよろしい。
意外とその後に、よりよいご縁が待ってるものだ。
そのご縁を掴むために、一つご縁を手放す必要がある。
大切なご縁は、片手だけじゃ持ちきれないから。
手放す覚悟がなければ、大切なご縁も掴めない。
うまくいかないご縁に縋っても、大切なご縁を逃すだけ。
チャンスは戻ってこないから、決断は早い方がいい。

決断して、別れるのも自分。
別れない決断をするのも自分。


男性が結婚する決め手が何かは、人によるところも大きいだろうけど、いかに少ない労力で相手を幸せにできるか、相手を笑顔にできるか、は大切な要素の一つだと思う。

男性は、尽くしたい、何かをやってあげる人が好きな人が多い気がする。
私から何かをしてあげたりするより、させてあげて、死ぬほど感謝する方が、相手が幸せそうだった。(この方法で食器洗いと水回りの掃除は彼氏にやってもらっていた)
自分が好きな人を幸せにしたい。隣にいる人には、笑顔でいてほしい。
そんなヒーローみたいな人が多いんだろう。


私は、運よく結婚出来てるわけなので、夫を幸せにするために、
私が幸せであろう。笑顔でいよう。
私の笑顔が夫の幸せなのだ。

あのSNSの投稿で、その大切さに気づいた。

元カレのスピード結婚で黒い感情も駆け巡らなかった訳ではないけど、
気づきがあった。

今はもう、あの黒い感情も昇華できている。

お互い別の道に進んでるから、もう振り返らないで、今、目の前にある幸せに集中しよう。

今、目の前にいる、大切な相手を幸せにしなければいけないのだから。

#結婚 #失恋 #婚活 #幸せ







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