インスタを見返して気づいたこと

ふと、インスタグラムを見返してみた。

私が行った旅行先の景色が並んでいる。


殆ど一人で行ってたな。

元カレと付き合っていた時期の投稿、
殆ど一人で行ったやつ。

気仙沼、秋保、作並、陸前高田、島根、白蛇水神社、一見千本桜、ハウステンボス、軍艦島、松山、道後温泉、しまなみ海道、尾道、鞆の浦、栗駒山、金沢、能登半島、、

※ハウステンボス、温泉旅館に一人で行ったの強すぎんか


宮城にいた2年間、色んなところにいったけど、
一緒に行ったの喜多方、磐梯山、石巻、気仙沼、千葉くらいか。

元カレは仕事を優先して、平日に会えればいいほう。

土日は両方とも会うことはない。

土曜日か日曜日の午前のみとか、平日仕事終わりのみとか。


泊まりがけで遊んだのは千葉の館山くらい。

一回しか行ってないな。

IT関係の仕事をしていて、常に生まれる最新技術の情報収集して、常に勉強勉強で、未知の技術に必死にくらいついていたんだろう。

数ヶ月経てば古い技術なんて言われるものだろうから(よく知らないけど)、常に最新の情報をアップデートしなきゃいけなくて、私に時間が取れなかったんだろうな。と当時は思ってた。

本命への時間の使い方をみて、
それは私の都合のいい解釈だったことに
気づいたわけだけど。



夫に出会ってからは、インスタの写真が
殆ど夫との思い出になった。


ものの3ヶ月で、元カレとの思い出を上回ってた。


経過した時間じゃないんだな。
一緒に過ごした時間なんだ。

幾ら長い時間(とはいえ一年半だが)を過ごしても、薄い関係ならそりゃ結婚も判断つかんよな。

夫とは濃い時間を短時間に詰め込んだ。
一年半以上の価値が、あの3ヶ月にあった。


夫も仕事が忙しい人だ。

仕事で忙しくしてても、夜勤の平日休みでたった1時間会うために、2時間かけて会いに来てくれた。

2日連続のお休みがある時は泊まりがけで旅行もした。

仕事が第一優先なのは、2人とも変わらないけど、
その中での自由時間を私に全部使ってくれてたのは夫だったな。

まあ、夫が体力おばけで、体が丈夫だったのもあるのかもしれないけど。

結婚してからは去年以上にバリバリ仕事してて、去年ほど時間を作れなくなってるけど笑

でも、少しでも時間が出来たら
私が調べたカフェとかランチとか
関東圏の日帰りプチ遠征とか
に付き合ってくれる。

結婚して頻度は減ったけど、
結婚してからも使える時間は私のために、
というスタンスは変わってない。



仕事を大切にしてる2人だったけど、
熱量の差で会う頻度と濃さが変わるもの。

元カレも本命の人にはよく会ってたみたいだし
県外に遠出してるし。

露骨に扱いの差があるのを見ると凹むね。

元カレにとって私に魅力がなかった。
それだけのこと。


相手を選べば、大切にしてくれる人に
私でも出会えた。


一緒にいる人は選べる。
元カレが私を切り捨てたように
自分が幸せになるためには
不要な人間を切り捨てる非情さも
必要なんだろう。

そうしなければ、元カレは本命の人と幸せに過ごせなかったわけ。

元カレは、そばにあるべき人を選んだだけ。
私は選ばれなかった。


一緒にいる人は選べるのだから
自分も選べばいい。

そして、選ぶのならば、
自分が幸せになれる人のそばがいいだろう。

自分も相手を幸せにし、相手が私を幸せにしようと思ってくれる相手。

その人に出会うのも、その人に好いてもらうのも、自分次第。

大切にしてもらうだけの人間になることだ。

でも、大切にしてもらえないからといって、
自分がダメな人間だと思う必要はない。

そう卑屈にとらえてはいけない。

相手に、より優先度の高い人がいるだけ。
優先度が高い人に時間も労力を使ってるから
私の番がきたときに、時間も労力も残ってない。


自分の優先度は高くないし、
今後もなる見込みがないと察したのなら
その相手から、自ら離れるべき。

本当に優先度が高ければ
相手は、時間も労力も態度も行動も言葉も
愛に溢れてるよ。

どんなに忙しくしてても、
私に不安にさせないように、
あなたが一番大切なんです!って
あらゆる言動に滲み出てくるよ。

そういう人と一緒にいるの。

そのような人に出会うためには
自分も相手を大切にしようと思うことだ。

相手より先に愛を注ぐことだ。

自分が相手に対して注いだ愛に対して
相手が舐めてくるようなら
(相手がその愛を当然のように受け取り、感謝もなく踏ん反り返るなら)
その相手は選ぶに値しない。

私が元カレに切り捨てられたように
バッサリ関係を断てばいい。


自分が大事にしていた相手に雑に扱われて、
その相手が別の人を大切にしてるのを見るのは、
正直気分が良いものではないけど、
世の中そんなもの。

興味のない相手に時間を使うほど、
みんな暇じゃないだけなのだ。

どんな相手にも愛を持って関わること。
愛を雑に扱う人は優先度を下げること。
その愛を大切にしてくれる人を大切にすること。

…あの時は、

元カレと付き合っていたときは、
近くにいても独りだった。

今は、

夫に出会ってからは
遠くにいても、ひとりじゃない。

心が愛が、いつも私に向いているのがわかるから。

今の私は、人生で一番幸せだ。



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