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マネジメントの本質とは?

経営者や部長、リーダーなど、メンバーのマネジメントを担うリーダーの役割ってなんだろう、というお話。
いろいろな考え方がありますが、十数年マネジメントに携わってきて私が特に大事だと思うことは3つあります。

1つ目は、組織の向かうべき方向性を示すこと。
これは、何のために、どこに向かって日々の業務をしていくべきかを示すこと。また、成果が出なくてもがんばろう精神で走れるのは、私の経験では2年が限度。
つまり、方向性を示すことに加え、リーダーは計画が進んでいることを周囲に示す必要がある。

2つ目は、メンバーへの期待値を具体的に示すこと。
がんばってよ、よろしく、うまくやって、とかそういう言葉ではなくて、
こういう目的のためにこれを達成してほしい、あなたの強みであるこのスキルを具体的にはこういうところに活かしてほしい、など。

3つ目は、メンバーの活動に対し、丁寧にフィードバックすること。
プラス評価の場合、ステイ評価の場合、それぞれ丁寧に対応する必要がある。どちらも「なぜ」その評価なのかを説明すべきだと思っています。
ステイの場合は、次は何ができればプラス評価になるのかを言葉で具体的に指示できないと信頼関係が崩れることになります。
評価する側、される側の両方の立場を経験してきましたが、
どんな組織においても上記の3つができていればこそ、組織(会社全体、部門、チーム)は健全化されるし、各々が強みを活かしてパフォーマンスを最大化できるものだと思います。

つまり何が言いたいのかというと、
マネージャーがしっかりと上記のことをやって、メンバーとの信頼関係が築けていることがメンバーのパフォーマンスを最大化(モチベーションも含む)に有効なのではないか、というお話でした。