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仕事に活きる10個の言葉
こんにちは。
クイックでデザインマネージャーをしております中林です。
仕事やプライベートの中で、今までに良い刺激、影響をくれた言葉をご紹介します。
勝つまでやれば勝ち
携わった事業の業績を全て伸ばしてきた外資コンサル出身の以前の上司に私が投げかけた、
「なぜ全ての事業で勝ちを獲得できたのか」
「容易いことではないと思うのですが」
という質問への回答でいただいた言葉。
勝つまでやる意志の強さを持てていたのか、やりきる前に諦めたり逃げなかったかを、今一度見つめ直す機会をくれた言葉でした。
底まで落ちたら上がるだけ
私が人生のどん底にいた20歳の時に、父が私にかけてくれた言葉。
仕事が低迷している時、つらい出来事に直面した時に、今より悪くなる可能性はない。それなら安心して挑めば良い、向き合えば良い、と思えるのはこの言葉のおかげかもしれません。
ポジティブに受け取ること
デザイン組織の立ち上げをマネージャーとして初めて経験させてもらった会社の社長がよく話していた言葉。
イラっとしたり、ネガティブにも受けとらえられるようなコミュニケーションにおいても、相手に悪意はない、という前提で向き合いなさい、という意味の言葉。
殺そうと思われているわけではない、目的は同じのはず、私に気づきを与えようとしてくれている、と思えば大抵のことは前向きに捉えられるものです。
良い時は深妙に、悪い時は笑いなさい
これもデザインマネージャーになりたての頃、当時の会社の社長からいただいた言葉。
良い時には油断せず、悪い時はメンバーを不安にさせたり、場にのまれてしまうのを避けるために意識的に笑いなさい、という内容でした。
悪い時に笑う、はこの言葉がなくても素でやれるようになりましたが、良い時に深妙に、はついつい口元が緩んでしまって、今だに上手にできません。
人間としての器が足りないようです。
登りたくなる階段を用意する
これもまた上記と同じ方からいただいた、マネージャーのあり方の文脈でいただいた言葉。
キャリアアップについて、メンバーが登り方をイメージでき、登った先にある価値に共感できることを軸に評価制度やコーチングの指針を立てるべき、というお話でした。
これは今もマネジメントする際に、この言葉を思い出してできているかな、と自問したりしています。
健全な社員が求めているのは成長である前提を持つこと
これは、Netflixの最強人事戦略という書籍の中に書かれていた言葉。
良い組織にしようと福利厚生を充実させる組織があるが、健全な社員は福利厚生ではなく自身の成長を求めている、という内容でした。
仕事での成長、成功体験こそが、メンバーのやりがいにつながる、ということ。
私が初めてデザインマネージャーとなりマネジメントしていた頃、この考えが薄かったが故に失敗したのだ、と気付かせてくれました。
遠くから見たら同じこと
当時担当していた領域の売上アップ施策を考えていたときに当時の上司からかけられた言葉。
要は鳥の目と虫の目の話です。
物事の本質を捉えられているか、俯瞰して施策を見直した時にも良い変化と言えるかどうか。
見た目の変化の大きさではなく、ユーザーへのアプローチ、現在の課題へのインパクトがあるかどうか、という話だと理解しています。
サービスデザインの改善施策を考えるときに、特に意識しています。
ユーザーを深く理解した人が良い施策を打てる
これは、様々な成功事例とそれらを実現させているすごい方々の思考、言動から私自身がそうであると感じた言葉です。
一休時代にやっていた1to1レコメンドのロジック対決という社内コンペを通して、より一層この言葉が自分の中に定着しました。
ユーザーは何故この施設を選んだのか、その意思決定の裏に働いている潜在意識は何か、などを解像度高く語れもしないのに、ユーザーに支持される仕組みもデザインも作れるわけがありません。
シンプルかつ構造的に思考を整理する
私がこれまで出会ったすごいと感じた方々の共通点がこれでした。
これがこうなればこうなる、だからこうする、を一言、二言で語れるかどうか。
また、その話を異なる職種、業種の方にもわかりやすく言語化できるかどうか。
鳥の目と虫の目の話にも似ていますが、つまりどういうことなのかを自問自答することに加え、無理にでも図化することで、少しずつ感覚が掴めてきました。
誰が言うかではなく、何を言うか
年齢や社歴、役職、役割に関係なく、良いことを言った人の考えを採用するべき、という趣旨の言葉。一休のコーポレートサイトをフルリニューアルした時に採用サイトのメッセージに使用した言葉。
メンバーとのコミュニケーションや目上の立場の方とのmtgの時に、この言葉をよく思い出します。
前者は、判断する立場として役職や社歴、偏見抜きに、言葉を言葉通りに受け止める意識を持つこと。
後者は相手が誰だろうとも自分自身の考えを臆さずに述べることに繋がります。
あくまでも私個人が大事にしている言葉たちなので、皆さんの参考になるかはわかりませんが、何かの一助になれば幸いです。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。