卵巣チョコレート嚢胞で手術した話☆はじめに#1
5月下旬、初めての手術を経験しました。
病名は「卵巣チョコレート嚢胞」
婦人科疾患では珍しい病気ではありません。
検索したらすぐ出てきます。
一応私なりにも以下にまとめました。
卵巣チョコレート嚢胞(卵巣子宮内膜症性嚢胞)とは
本来、子宮の内側にあるはずの子宮内膜が別の場所に発生する
いわゆる「子宮内膜症」から引き起こされるもの
原因は不明ですが、女性ホルモンにより発育が促進されます。
これは身体のどこで起きてもおかしくなく、
人によっては腸で起きる人もいれば、膀胱、腹膜、肺などなど
いろんなところに発生するようです。
私の場合はそれが卵巣で起こりました。
そして生理がくるたびその卵巣内で生理と同じように出血・・・。
でも卵巣には子宮のように血液排出機能がないため、血液をためこみ嚢胞(液体などの内容物を含んだ袋状の病巣のこと)を形成します。
そしてその卵巣内の嚢胞は
古い血液がとろ~~りとしたチョコレート🍫のようになることから、
「チョコレート嚢胞」と呼ばれているそうです。
これが可愛いネーミングのくせにかなり厄介者で、
毎月子宮と同じように卵巣内の血液細胞も増殖も繰り返し、また炎症し、また出血し…
と負のスパイラルを突き進み、周りの臓器を巻き込んだ「癒着」という形をとるのです。
この「癒着」した箇所が痛みを引き起こすものという事でした。
卵巣チョコレート嚢胞は1%の確率で癌化する可能性もあるそう(リスク因子としては年齢が40歳以上、嚢胞径が5cm以上)
うう~癌化の可能性をいわれると怖い。
術後も閉経まではホルモン療法などの治療が必要になるとのこと
以上、いろいろ調べてまとめたものです。医学的に誤りがありましたら教えてください。
(イラストは右だけプックリさせてますが実際は私の場合は左右にチョコがありました。)
私の場合は、左右どちらも4センチありました。
上記のリスク因子には該当してませんでしたが
①近い将来妊娠を希望する場合に向けて
(そもそもチョコが原因で不妊に繋がる恐れがあるため)
②チョコがさらに成長して大きく破裂することを防ぐ
以上を理由に取りましょー!ということになり、腹腔鏡手術で、左右の卵巣チョコレート嚢胞の病巣の焼灼及び癒着の剥離を行いました。
その後まさかの術後4日目にして退院しました。👍パチパチパチ!
そして術後6日目で職場復帰してます!笑
今は、はっっつげしめの筋肉痛のような痛み⚡が腹部にある程度で、問題なく歩けてます。(術前の様にスタスタは歩けませんがゆっくりのんびり)
とにかく腹腔鏡手術すげえええ!!
しかし、チョコ発覚からの術前は、はじめての経験で不安でした。(´;ω;`)
なので手術を控えてる方や、女性だけではなく男性の皆さんにも参考になればとnoteに残すことにしました!✨
経過や症状は個人差があるため、気になることがあれば、必ず、主治医にご相談ください。
詳細はゆっくり書いていきますが、今回感じたことは
少しでも生理や身体に不安があったら、とにかく納得するまで病院をまわること!
特に症状が気になる方は総合病院等で精密検査を受けられることをお勧めします。
”生理痛はあって当たり前”ではありません
私は元から重い生理痛がありました。
ただし、ずっと痛み止めに頼ってばかりでした。これが身体から出されてた大事なサイン。
そして、今年3月末、急な腹痛(それはそれは激痛でした)&熱で総合病院を緊急受診
↓
その時の精密検査で卵巣チョコレート嚢胞が発覚
↓
その後5月末手術に至りました。
病気は自分自身はもちろん辛いですが、自分の大切な人にも辛い思いをさせてしまいます。
お母さん、友人、職場の方々・・・そして夫
今回、夫には凄く大変な思いをさせてしまいました。
術中や入院中も忙しい中で病院に通ってサポートしてくれた夫に本当に感謝の気持ちでいっぱいです。😢
ではゆっくりの更新になりますが、良かったら見てください。😊
どうぞよろしくお願いします。