最近の好き

数年ぶりに朝ドラを欠かさず観ている。
単純に坂口健太郎と西島さんが好きという理由だったが、
今はモネ役の果耶ちゃん観たさになっている。
果耶ちゃんがとても良い。可愛いのはもちろんだが、なんというか、透明感がすごい。澄んでいる。「澄んでいる」という言葉は果耶ちゃんのためにあるのではないかと思うくらい。
そして坂口も可愛い。とても可愛い。こんな30歳男性がいていいのか?と思うほど可愛い。
話も面白い。彩度が高い。とにかくまぶしい。
けれど時々、上手く言えないが、絶妙に苦しくて、ちょっとだけ泣きそうになりながら観ている。


『大豆田とわ子と三人の元夫』が終わってしまった。こんなに毎週楽しみにして、毎話2回は観たドラマは久しぶりだった。
最終回もボロボロ泣いてしまった。
とわ子のキャラはもちろんだが、三人の元夫たちが人間味溢れていて素晴らしい。
(私は1人目の元夫田中八作がドタイプ)
やはり坂元裕二作品は面白い。
坂元裕二といえばセリフが特徴的だが、
本ドラマで1番うわっとなったのは、

どこが好きだったかを教えるときは
もうその恋を終わらせるときだよ
せっかく自分だけが見つけた秘密だったんだから

というセリフ。わ、わかるぅ〜。

名言と言われるものはもちろんグッとくるのだが、それ以外にも日常の些細なあるあるをああやってドラマにしてしまうのがすごい。
例えば

換気扇を消し忘れた
地味に気になって眠れない
でも消しに行くのも面倒くさい

とか。
いや〜。クスッと笑ってしまうよね。
坂元裕二作品をひたすら見返したいと思うドラマだった。


MONO NO AWAREの『LOVE LOVE』が好きだ。
この曲の歌詞はかなり気持ち悪くて、そして綺麗だ。
街中に監視カメラを隠したい、とか
君のコンタクトレンズになりたい、とか
君とまばたきのタイミングが死ぬまでずっと一緒だったらいいのに、とか。
こ、こわい、、、。
正直かなり気持ち悪い。
でもラブソングってちょっと気持ち悪いよね。
野田洋次郎もそうじゃん。
この気持ち悪い歌詞も、最終的には綺麗になる。

君が眠れない夜は流れ星を落としたい

く、くうぅ、、、
素敵だ、、、!
感動した。どうしたらこんな発想ができるのか。

アワレの歌詞で、めっちゃくちゃ好きなフレーズが『DUGHNUTS』という曲にある。

「私みたいな人なんて
星の数ほどいるよ」
と君は言うけど
だから見つけるの
ほんと大変だったんだよ

脱帽。
秀逸すぎないか?
なんかもう、わたしには無理だ。
という気持ちになった。

その人の音楽が好きだ、ということはその人が見ている世界に惹かれているのと同じだ
というのを何かの本で読んだ。
本当にまさにそれなのだ。
その感性に憧れるし、なにをどうしたらそんな言葉が出てくるのか不思議でならない。

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