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「心地よい住まいに暮らしたい」 だだ漏れする思いをnoteに綴ります。
「心地よい住まいに暮らしたい」
生涯をかけて叶えたいこと、伝えたいことは、このことのような気がする。
幼い頃は住宅のチラシから好きな間取りを切り抜いたり、ピアノが自分の部屋にある理想図を描いたりして。
少女時代は「私の個室」を愛読書にして。
12年前までは家づくりを通して。
そして今は部屋の片づけを通して、このことをいつも胸に刻んでいる気がする。
なぜこんなに家が好きなのか。
外に出るのも嫌いじゃないし、別にインドア派というわけでもない。
なぜか小さい頃から間取りを集めてノートに貼っていて、
石造りのお城や壁に囲まれた迷路にワクワクして、
新興住宅街の町並みをずっと眺めているのが好きだった。
外観も、外構も、インテリアも好き。
「家は人生の安心拠点で、人生の多くの時間を過ごす場所だから」
理由を頭で考えて言葉にするとこんな感じだけど、心で感じることは違うのかもしれない。
幼い頃はそんなこと考えていなかったはずだから。
どんな部屋を見てもワクワクしている。
素敵なインテリアの写真でも、片づけサポートで伺うお客様のお宅でも、部屋を見ているとワクワクする。
お客様はたいてい片づけに困っているので、物が散らかっていたり、収納場所に入りきれなかったりしていることが多い。
だけど今どのような状態だとしても、ワクワクしている。
理由は2つあって、1つは、これから片づけをすることに対してワクワクする。片づける行為そのものが好きだから。
もう1つの理由は、私にはその部屋が片づいた状態がイメージできるから。
床に散らばった物がなくなり、引き出しが閉まり、扉が閉められ、すべての物の住所が決まって、住む人がスムーズに出し入れできる状態。
そんな状態をイメージしながら、片づけ作業に取り組むから。
そのような状態になるのは、1日2日では難しいことがほとんど。
数時間の作業を月に何回か積み重ねて、少しずつ、部屋が整っていく。
(例えばこんなふうに)
すぐには片づけられなくても、コツコツ、またはいっときに集中して片づけをすれば、必ずいつか片づけ切る時が来る。
そう信じて、お客様にもそうお伝えして、いつも部屋を片づけている。
住まいは変えにくいけれど、暮らしは変えられる。
住まいを変えるのはそうそうできないけれど、暮らしを変えることはできる。
住まいの中の物の持ち方や向き合い方を変え、配置を変えることで、自分の快適を作ることはできると思う。
まずは「片づかない」という目の前のストレスをなくす。
そこからがいよいよ「心地よい住まい」のはじまり。
「片づけのストレスをなくす」というのは、「片づけられるようになる」だけじゃない。
片づけが苦手でも、苦手な自分を受け入れて、できる範囲をするだけでも満足度が上がる。できない範囲は人に頼んだっていいのだ。
今、必ずしも「自分で、すべて、きちんと」やらなくてもいい。
「誰かと共に、できることを、シェアしながら」生きる。それだっていい。
この場所で安心して素の自分に戻るために。
住まいという根っこを起点として、ここから人生を花開かせるために。
多くの人に、住まいで過ごすことの幸せを、心地よさを、安心を感じられるようになってほしい。
片づけが苦手な人が、家で過ごす時間を好きになれるように、自分が心地よいと感じられるように、
暮らしの見つけ方・作り方の21回分のメールレッスンや、オンラインでもできる片づけのサポートメニューを用意しています。
興味のある方は、片づけサポートnecco homeのHPへぜひお越しください。