隣の芝生は常に青い。
なにかを羨んだとき、「隣の芝生は青く見えるってよく言うだろ?」と話す日本人は多いはず。
このことわざは、庭の手入れをしている時に、自分の家の芝生より隣の家の芝生の方が青々と生い茂っていてきれいに見える。という状況から生まれ、単に「本当に青く見えるね!」っていう話ではない。
なんだか周りの人の方が自分よりも、よいものを持っているように見えてうらやましく感じたり、嫉妬してしまう心境を表している。
その隣の隣も青い?
約2か月の自粛期間中、仕事も変わらずしていたし、なんならヨガマットや流行りの筋膜リリースができるローラーを買ってトレーニングも始めた。Webのスキルも、できることが増えたと感じている。
でもなぜか……隣の芝生は青く見える。
ただ、ここで言いたいのは、常に青いということ。
これは単にネガティブな話ではなくて、青く見えるということはまだまだ向上心があってでも何をしたらいいのかわからない、よく成功者が自慢げに語る下積み時代の真っ最中なんだろうな、と思っている。
自分の隣の芝生が青い。ただし、実際はその隣や逆の隣から見れば、私の家の芝生もきっと青く輝いているはず。
「隣の芝生も、よくみりゃしょぼい」と歌った歌手もいるけど、それでもいい。
要は、青くて素敵だなって眺めているだけじゃダメだよねってこと。
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