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日曜劇場「アンチヒーロー」の伊達原検事正から学ぶ、自分の心の闇との向き合い方④(最終回)
令和6年6月18日
(続き)
そして。伊達原は、現実世界の闇の存在を体現した存在とも言えるでしょう。ですので、伊達原を見て自分自身の闇を見つめ直す、ということもできるのではないかと思います。「あんなひどい人」とか「ムカつく」「憎たらしい」という言葉を浴びせるのは理解できますが、そう反応するあなたの心にも同じものがあるわけです。認めたくないかもしれないですが、それがあるから反応するのです。だって、「他人は自分の心を投影する鏡」ですから。
もちろん、許せない人を無理やり許す必要はありません。ただ、自分の心の中で折り合いをつけておくというのは、非常に重要なことです。それによって、自分の人生が変わりますから。自分の心の闇を自分で受け入れて認める。これができる人は、本当に強いです。そして、それをすることによって強くなることができます。
現実世界で言うと、岸田総理や自民党の方々など色々いらっしゃいますが、この方々もコンプレックスを原動力にして動いておられるのではないかと思います。この方々も闇があるから、痛みがあるから、恐れがあるから、早急に自分たちにとって不利になることを避けよう、遠ざけようとなさっておられるのでしょう。
もう、そろそろ楽になったほうがよろしいかと思います。
ちなみに、自分の心の闇と向き合って、それを受け入れて乗り越えると、他人の心理を読むことができるようになります。
そう。実は私もかつてはコンプレックスの塊であり、闇の存在だったのです。
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