センスの磨き方
垢抜けない自分に嫌気がさして
上品かつ洗練された女性に憧れていた私。
「センスのない自分、ダサい。」
昔は常にそう思っていたけど、
センスがないんじゃなくて、「知識」がないだけ
だから
垢抜けないな~
センスないから仕方ないか・・・
で諦めるのはもったいないよ!
では、センスを磨く一番の近道って何かわかりますか??
垢抜けず、迷走していた私に刺さったbefore→After
私がイメージコンサルタントの仕事に興味を持ったのは
たしか24~25歳くらいの時。
もう10年以上前になるんだけど
当時は損保社員からネイリストに転身をして
色の勉強をしたときでした。
今でこそ、「イメコン」はもうメジャーになりつつあるけど
(東京ではむしろイメコンと名乗る人で飽和状態に)
当時はイメコンがパーソナルカラー診断と骨格診断をして
洋服の提案をする人だなんて、知っている方が少なかったような。
美容業界の同僚にイメコンの話をしたときに
「イメージコンサルタント?印象評論家か何か?」
と言われたのは、今でも覚えています(笑)
で、なぜイメコンに興味を持ったのかというと
私自身が垢抜けず、自分を好きになれなかったから。
クライアントのbefore→Afterを見て、
「え?beforeは今の私と同じようにイケてない感じなのに、こんなに素敵に変身できるの!?」
…と衝撃を受けたんです!
それからファッションには理論があるとか
色を味方につけるといいとか
そういう言葉を目にしたときに
知りたい・・!!
と強烈に思ったんですよね〜
「知識」はお金で買える
魅力的な印象を作るファッションには理論があります。
それはすでに体系化されているので
実際にプロにお金を支払って診断を受け、結果について説明を受ければ
ある程度は理解できますよね。
(ケチって自己診断しても誤診するので意味がありませんw)
着こなしのテクニックやアイテムも知らないだけ。
それならば教わる、調べるなどして、知ればいいだけ。
でも、たいていの人はここで終わるんですよ。
私も最初はそうでした。
ちなみに私の受けた診断結果はというと・・・
骨格診断結果→ウェーブ
パーソナルカラー診断結果→Spring(のちに、Autumnが正解だったと知る。笑)
「骨格〇〇タイプは、こういうお洋服がいいですよ~」
「パーソナルカラー△△は、こういう色がお似合いですよ~」
診断をすれば、方針やらセオリーやらを知ることができる。
服選びの指針はこれでだいたいわかる。
そう、「知識」だけならすぐに身につくのよね。
(なんならイメコンになるって人も
授業料支払って養成講座を受ければ、この診断ができるようにはなる。)
でも、それだけじゃセンスは磨かれないから
イメコン迷子(※)がさまよっているんですよ!
※イメコンによる診断を受けたのにも関わらず、結局何を着ていいのかわからない人々のこと
センスがない人に圧倒的にたりないもの
「知識」はお金を払って学べば身につきます。
が、これほどイメコンがあふれる中、イメコン迷子はなぜ増えていくのか?
そしてさらに困ったことに、
プロであるはずのイメコン自身もまた、なぜ提案に自信がないのか!?
その答えは「経験」でしかない!!!
(↑当たり前すぎることを言っているーーー汗)
「経験」ってのは、「あらゆる服を着る経験」ってことです。
「雑誌モデルやインフルエンサーが着ている服が素敵♡」
そう思っても、それがあなたを魅力的に見せてくれるかどうかは
あなたが着てみないとわからないのです。
そもそも、試着していますか?
ネットや通販でなんとなく着れそうな服や
デザインが好きだからという理由だけで買っているとしたら
一向にあなたを素敵にする服には巡り合えませんよ~~
なぜなら、試着を繰り返すことで
「こういう素材は、体のラインをきれいに見せてくれる」
「これくらいの丈だと、スタイルが良く見える」
「こういう色が、顔色を良くイキイキ見せてくれる」
「このアイテムとこのアイテムを組み合わせると、バランスがいい
などなど、体感として知ることになるからです。
つまり、試着で自分オリジナルのしっくりくるポイントをストックしていくからこそ、
自分を魅力的に見せる服が見えてくるんです。
これはどんなに服を眺めても、ファッション理論を学んでも
身につけることができません。
だから、「知識」に試着という「経験」を重ねることが
センスアップには欠かせないんですよね~
イメコンの資格を取って診断はできても、
服を知らない…提案できない〜
…残念ながらそれだと単なる「診断士」です。
私もイメコン養成クラスの在学中も卒業後も
まずは片っ端から試着をするよう言われていましたが
今となっては試着の経験から得られたものは大きいです・・・!
買ってはいけない服
ショップの店員さんが全てそうというわけではないですが
「よくお似合いですよ」という言葉は
ほんとか?と疑ってしまいます(笑)
・・・嫌な客ですねw
それよりも服を着たときの
「あ、なんかいつもよりいい感じになってる!」
という自分の感覚が大事なんですよ。
ちょっとウキッ♡とするような、心が弾むあの感じ。
それがないときは、そこまでの服じゃないってこと。
きっと買ってもクローゼットに眠ったままになってしまいます。
ファッション理論を知らなくても、
なんとなく「良し」「悪し」ならわかりません?
よく言う、「服はあるのに、着れる(着たい)服がない」
それは、心が浮き立つような感覚を感じない服を買ってしまっているから。
買ってはいけない服は
着たときの自分にときめかない服です。
無難な服や変わり映えのない服ばかりだと
ちっとも楽しくないし、わくわくもしない。
たとえ、人(店員さん)に勧められても
自分が納得できないなら、買うべきではない
と私は思っています!
まとめ
センスは天性のものではなく、磨けるもの!
まずはおおまかな知識を入れること。
そしてたくさん試着(経験)をしてみることでストックを増やす。
ちなみに、似合わない服を着てみることも、また一つの情報として蓄積されますよね♡
恐れずどんどん着ていきましょ♪
(オマケ)
私の似合わなかった服↓