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年齢を重ねると髪質も変わる。私とうねりと、課題解決

ヘアケアって、どうしてますか?

私、40代半ば近くになって突然、美容意識が高まりまして…。
と、いうのも、それまであまり美容で悩んだことがなかったんです。子育てや仕事に忙しくしていて、それほど自分の身なりが気にならないままきていました。

シミとかシワとか、あったかもしれないけど、私自身は特に気にならなかったんです。
太って顔がまんまるだなーというときはあっても、特に垂れているとかたるんでいるとか思ったこともありませんでした。
髪も、白髪もそんなになかったと思うんです。

突然、自分の見た目の老化が気になったのが、確か43歳とかだった気がします。

最初は、突然浮き出してきた顔のシミ…!
日焼け止めは若い頃からわりとしっかり塗っていて、そのおかげかコンシーラーを使うこともない人生だったので、びっくり。

メイクに一手間増えて、コンシーラーでシミを隠す。スキンケアも、シミについて言及している美容液などを塗るというステップが追加されました。
でも、全然消えないんですよね。それどころか、増えたりする。

なんだこれー! イタチごっこじゃん。
あいにくとイタチごっこはしたことがないのですが、きっとすごく徒労感のある遊びだろうと思うので、まさにそれ。

それをきっかけに、美容医療の世界に足を踏み入れることになりました。
書店に並んでいる美容の雑誌や本をチラ見してみたり、そこから数冊買って読んでみたり。
SNSの、いわゆる「美容アカ」さんを追いかけてみたり。

何事も、課題設定できたら仮説を立てて情報収集ですからね!

結果、美容皮膚科のお世話になり、フォトフェイシャルやレーザー、イオン導入などなどやってみて、数ヶ月もしたらシミは消えてなくなりました。医療、すごい…!
シミは、コンシーラーや美容液を日々、塗り続ける費用と手間を考えたら、レーザー一択です。

お肌が綺麗になったら、今度は、Zoomの画面などに映る自分の顔を見て
「あれ、私の輪郭、おかしい…!?」
となり、果てしない老化との戦いになるのですが(笑)そのお話はまた。

でもまあ、課題設定して仮説を立てて情報収集して、対策を立ててコスト計算して実行するのは楽しいし、割と結果が出るのでいいんです。
結構楽しいのです。

でも、ずっと解決できなくて二年くらいストレスの元になっていたのが、髪なんです。髪のことを書こうと思っていたのに、やっと出てきた髪。

髪は、私たちの印象の大きな部分を占めています。私がそのことを知ったのは、一冊の本がきっかけです。

佐藤友美さん著『女の運命は髪で変わる』

ヘアライターのさとみさんは、髪の毛は24時間365日ずっと顔にくっついているものだから、髪も顔の一部である、と認識すべきと言います。
人と会っている時に見られているのは、顔より髪。私たちは、思っている以上に顔より髪で認識されているそうです。

確かに、「あのショートカットの人」とか、「ふわふわの巻き髪のあの子」とか、言うー!

そんなわけで、髪のケアはマメにしていたのですが…加齢とともにひょこひょこ顔を出す白髪! そして、うねり!
なにあのうねり。どこから来たの!

毛は細めで、柔らかめ。猫っ毛などとよく言われていましたが、うねりなんてなかったはず…!

これです、これ!うねうね!

もう、このうねり。
髪が長めでも、こちらの写真のように短めでも、的確に出てきます。
朝、ストレートアイロンで伸ばしても、午後にはしっかりこのように。

二ヶ月と空けずに美容院に行き、毎回トリートメントを入れても、美容アカさんおすすめのヘアオイルやヘアミルクを使っても、かけたお金や時間の分の効果は出ません。

旅先ではいつもと違う環境のため、乾燥なんかも加わって酷い状態に。写真に映るのも嫌になる。
確実に、私の自己肯定感を奪っていったのです…!

こちら、妙な写真でごめんなさい!
欧州旅行の帰り、空港の免税店で運命の出会いをしてうきうきのお買い物をしているのですが、髪がもうおかしなことになっています…!
朝、ちゃんとアイロン通しているのに。

心の底から、写真が嫌。
人に会うのも憂鬱。

ケアしてもケアしてもこんな感じなので、ちょっと絶望していました。

それでも諦めずに情報収集は続けていて、そして、とある美容師さんのSNSに出会ったんです。
彼の主張は、ちょっと変わっていました。

・高級なシャンプー、トリートメントはいらない
・高頻度で美容室に行く必要はない、むしろなるべく行かない方がいい

え、美容師さん的には、カットに来たらついでにトリートメントしてくれる方が単価上がっていいんじゃないの? 頻度だって高く来てくれた方が売上あがるんじゃないの?

そう思いますよねぇ。
でも、彼の考えは、見れば見るほど、聞けば聞くほどロジカルだったんです。

美髪のための最重要項目は、アイロンやコテの頻度と温度。使う場合は、なるべく温度を下げて150度以下にする。
機器が高級で高品質であるとかは関係なしに、とにかくできるだけ低い温度で使ってほしいと言います。
高温で一瞬より、低温でじっくりの方がダメージは少ないそうです。

確かに髪は、たんぱく質でできているから、高温で変質するのは当たり前かも…。

髪質改善トリートメントは絶対におすすめしないそう。私もたぶんどこかで聞いたことがあって、したことがなかったのですが…。
特に、アイロンを入れるタイプの髪質改善トリートメントはとても髪が痛むそうです。

傷んだ髪は元には戻らないから、トリートメントしても治らないというのはそりゃそうだよなと思いました。
それでも、一縷の望みをかけていろいろしちゃうんですよね…。

そして、クセや広がりが気になるなら、迷わず縮毛矯正!
そうきっぱり書かれた投稿と、実際の例をたくさん見ました。クセやうねりがあると、髪自体は健康でも綺麗に見えないんだそうです。
うねっている部分は、綺麗に光を反射しませんものね。

クセやうねりは、特徴であり、魅力になる部分でもあります。クセを活かしたヘアスタイルもたくさんあるし、美容師さんはちゃんと相談すれば提案してくれる。
でも、私が好きなスタイルは決してそれではなく…、これまでなかったものだから、なかったときのスタイルのほうが好きだったし好みだったんです。

縮毛矯正の技術は進化していて、かつてのようには痛まない、別次元のものになっているという彼の主張を見て、私は決めたんです。
実際に、今はその美容師さんにお世話になっています。

大好きな息子との2ショットで失礼します!
髪、綺麗になりました!

いやあ、もう、完全に髪って大事。今はもう、写真も怖くない。

自宅でのケアも、最低限になりました。縮毛矯正をかけているので、そもそも乾かすだけでツヤツヤになります。
さらに、ドライヤーの時間を減らすように吸収力のあるタオルを使ったり、頻度は減っていますが、アイロンを使うときは温度も下げて使うようになりました。

白髪対策も彼に教わって、美容院の頻度を下げることに今、挑戦中です。

大したことをしていなくても、いつもツヤがあって、嬉しい。
今は、なかなか綺麗に伸ばせなかった髪を、ちょっと頑張って伸ばそうと思って切らずに放置しているところです。

私にとってはシワよりシミより、顔のたるみよりも手強い敵だった髪。
髪も地肌も日焼けもするし老化もするからケアは必要なのに、意外と解決策が少ないような気がします。

出会えた美容師さんは、とにかくいろんなことに疑問を持つ人です。
これって、こうなってるけど本当にそうなのかな?
この薬剤はなぜ入っているんだろう?
そして、疑問を持ったら試したり行動するんです。

だから、彼はたくさんの薬剤を扱っていて、お客さまの髪にあわせていろいろと使い分けているそうです。ストレートだけで、えらいたくさんの薬剤が置いてあります。

疑問を持つって、大事なんですよね。これまで言われていたことが、正解とは限らないから。
私の仕事でも同じです。

課題があったら、仮説をたてて情報収集する。それは、同じなんだなと感じました。

老いに、ものすごく抗いたいわけではないけれど、いい感じに老いていきたい。
私の美容における仮説検証は続きます!

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Yuka Shibayama
会社を経営したり、書いたり、秘書をしたりしているワーママです。

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柴山 由香
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