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人生も会社も、エグジットをどうするかを決めるのが先!

今朝は、とあるコンテンツを夢中になって聴きました。

私はコンテンツ制作会社を経営しているので、いろんなコンテンツに触れて自分の言葉で感想を綴りつつ、noteで紹介していけたらなと思っている今日この頃です。

さて、夢中になったのはYouTubeの動画。
今日発売のM&Aを描いた恵島 良太郎さんの小説『闇と闇と光 THIS IS M&A ESSENTIAL』について、担当した幻冬舎の編集者箕輪さんと著者の恵島さんの対談動画です。

本はこちら。
M&Aなんて遠い世界でよくわかんない。という方にもおすすめです。私がそうなのですが、めちゃめちゃ面白くてあっという間に読んでしまったので!

今朝見た動画は、見る前は、結構私から遠い世界のように思ったんです。
なんか強そうだし。

でも、そんなこと全然なくてそれこそ夢中になって聴いてしまいました。
というのも、主には会社経営をしている人、したい人が対象なのかもしれないのですが、内容としては「人生の話」だったんです。

人生も会社も永続なんてしなくて、必ず終わりがあるものです。
その終わり、エグジットをどう設計するかというお話。
自分の人生をしっかりハンドリングするためにも、終わりを思い描くことって大事ですよね。

例えば今、私がしている仕事について考えてみます。

私は、およそ10年前の2014年に会社員を辞めて、独立しました。ビジネスパートナーと二人で会社をつくり、今もずっと経営を続けています。

立ち上げたときに思い描いたのは、とにかく二人が暮らしに困らないで、働く場所を選ばずに、楽しく生きていければいいというイメージ。
人を雇うことも考えていなかったし、少しずつ右肩上がりに、大好きだと思える人にクライアントさんになってもらって相思相愛のお仕事ができたらいいなと思っていました。

思い描いただけあって、確かにその通りになったんです。
でも、途中でいろんなことがありました。
社会環境の変化で言うとコロナ禍がありましたし、戦争も起きたし、為替の変化なんかもありました。

小さなところでは、自分の日々の生活スタイルもも子どもの成長と共に変化していったし、人との出会いがきっかけで、会社で人を雇用することにもなりました。
最初はアルバイトさん一人雇うだけでどきどきだったのに、今では正社員として働いている人までいる…。今でも全然怖いですけど。

これまでは、会社をつくった二人が幸せならよかったけど、今はそうはいかない。一緒に働いてくれる仲間のことも考えないといけない。
そして、さすがに10年も会社をやっているとクライアントさまもたくさんいて、私たちがやーめた、と言って簡単に手放していい仕事ばかりではなくなりました。

10年分歳を取った私も、つくった頃より人生の終わりを思うことも増えてきました。
色々な責任が生まれている中、この会社をどうしていくかを考えるようになったんです。

そんなことを考えつつあるところに、恵島さんのお話が飛び込んできたんです。

「究極、会社というのは廃業かM&Aしかないんです。」

た、確かに…!

小さな会社で言えば、立ち上げた人が亡くなってしまったら終わりかもだし、どんな大企業とて永遠にあるものなんて一つもない。
廃業するのか、誰かに譲るのかしかない。

そして、廃業を目指して経営するなんてことはあり得ないのだから、誰かに譲ることを考えて戦略を立てていかないとなんだな。
その譲り方が、M&Aなのか、IPOなのかは色々あるとしても…。

人生も会社も、エグジットをどうするかを決めるのが先。戦略はそのあと。
どんなふうに生きていきたいのか、死にたいのかを描けないと、今どんな生活をするかは決められない。
描けていないと、すべてが「なんとなく」になっちゃうんだな。

いやー、この話、全然私に関係あるじゃん!
朝からちょっと沸き立ってしまいました。

実は、恵島さんの小説の出版にあたっては、ほんの少しだけお手伝いをしました。それなので、発売前から原稿を読ませていただいていましたが、整える作業をしながら本当に夢中になってしまったんです。

そして、こちらの動画制作は、弊社メンバーが撮影と編集を担当しています。
それもあって、ぜひとも見ていただけたら嬉しいし、それだからこそ自信を持ってご紹介できていますっ!

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Yuka Shibayama
会社を経営したり、書いたり、秘書をしたりしているワーママです。

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柴山 由香
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