【切迫早産入院レポ】妊娠24週、大学病院に転院①転院経緯と病状
先週、切迫早産で分娩予定だった総合病院に緊急入院しました。
しかし、子宮頸管が短縮し1週間経たずに大学病院に救急車で搬送されました。
これは、大学病院での切迫早産の入院レポートです。
今回は、大学病院に転院になった経緯や病状について記載します。
関連記事はこちら
総合病院で診察
元々この日は糖負荷試験、診察と予定が多い1日でした。
朝、糖負荷試験を看護師さんに、午前の診察を先生に忘れられていました。
不安になって何度か確認したところ、糖負荷試験は来週、診察は午後ということになりました。
半強制的に入院させられ、前日の夜からドキドキしていたのに忘れられるってどういうこと?とかなり辛い気持ちになっていました。
午後の診察と私の状態
14:00頃、診察で子宮頸管長を測るなり、緊急受入先を探して大学病院に母体搬送すると言われました。
総合病院に入院して子宮頸管長は10〜14mmでしたが、測定の結果9.4mmになっていました。
入院した日から「10mm未満になったら大病院に搬送」と言われていたので、私は落ち着いていたと思います。
子宮口は1cm弱開いていて、胎児の頭は下がっていませんが、内側からさらに開き始めて胎胞が見えそうという状態でした。
1年前に息子を産んでいるので子宮口は完全に閉じておらず、年子だと子宮口が開いている・開きやすくなっていることはよくあるそうです。
胎胞は、赤ちゃんを包んでいる膜で、子宮頸管が開いて胎胞が出てくると破水や感染のリスクが高まります。
胎胞が見えたら早産のリスクはさらに上がります。
とにかく生まれそう、総合病院で生まれたら助からない、ということで救急車で母体搬送になりました。
受け入れ先と準備
いくつか大病院に断られて、転院は翌日かもと言われましたが、家や総合病院から30分の大学病院に転院が決まりました。
午後は受け入れが難しいことが多いそうです。
救急車が到着するまで、家族に連絡したり片付けをしようと思いましたが、そんな時間はありませんでした。
先生が夫に説明の連絡をして、看護師さんが紙袋に荷物を全て詰めてくれました。
救急車で母体搬送
15:00頃、救急隊の方が来て担架に乗せられ、同行の先生と一緒に救急車に乗りました。
車内は冷房が効かないらしく、汗が止まらない程暑い中30分乗車しました。
具合が悪い人ならさらに悪化するレベルだったと思います。
大学病院に到着
救急センター、分娩室へ
救急車センターに運ばれ状態を確認された後、分娩室で診察がありました。
胎児の状態、子宮頸管や子宮口の状態、その他体温血圧測定、採血など同時並行で進んでいきました。
次々挨拶に来る医師、看護師、助産師の方々は手際よく対応してくれ、安心感がありました。
診察結果
私は元々低血圧で100/50、体温も36.0℃ですが、到着した時、血圧は160/120、体温は38.5℃になっていたそうです。
胎児は元気で何よりですが、子宮頸管長は8mmでした。
このまま、MFICU(母体胎児集中治療室)に入ることが決定しました。
MFICU生活開始
17:00頃、MFICUのベッドに到着しました。
ベッド周りが壁で覆われ出入口だけカーテンになっている半個室が10床あります。
複数の看護師さんや助産師さんが24時間ナースステーションで対応してくれるので、常にバタバタしていますが、何があっても安心だなと思えました。
その後、病院や入院についてほぼ説明がないまま、その日過ごすための連絡だけ受けました。
総合病院から車椅子、担架で運ばれましたが、荷解きが終わったら病棟案内をしますと言われました。
総合病院では、座っている時間は何分など細かく制限がありましたが、MFICUではあまり生活制限はありませんでした。
消灯
21:00、あっという間に消灯になりました。
情報が多く頭はパンク状態で、少しずつ慣れていこうと思いこの日は就寝しました。
切迫早産の転院は心構えしていましたが、想像していたより急展開でした。
以降、②スケジュール に続きます。