【産院選び】産院によって大きく違う無痛分娩①予約
私は、第二子妊娠中ですが切迫早産になり大学病院に入院しています。
やっと第二子も妊娠後期になり、まだまだ先ですが、どこで出産するか考えておいてと言われるようになりました。
私は正期産までもてば、元々予約していた第一子を出産した総合病院に戻りたいと思っています。
今回は、私が第一子を妊娠していたときの産院選びについて記載します。
妊娠の確認
まず、第一子は家の近くのクリニックに妊娠の確認に行きました。
胎嚢や心拍の確認ができたら、妊娠8週頃に分娩予定日が決まります。
私は東京に住んでいるのですが、都市部の方が分娩予約が取りづらい傾向にあり、お産の希望を確認されました。
私は、セミオープンシステムを利用して無痛分娩で出産したいと考えていたので、クリニックにその旨を伝えました。
セミオープンシステムと無痛分娩
セミオープンシステムは、定期の妊婦健診をクリニックで行い、決まった週数の妊婦健診や出産のみ産院で行うシステムです。
妊娠初期に1度、中期に1度、産院で診察があり、妊娠35週以降の妊婦健診は産院に引き継がれます。
無痛分娩は、完全に無痛になることはないのですが、麻酔で痛みをコントロールしながら出産ができます。
予定日が決まったら妊娠10週頃に初回の妊婦健診をするため、産院を予約するのですが産院選びに迷いました。
ちなみに、計画無痛分娩はほとんど予約が必要なので、妊娠10週頃に予約しないと1週間の枠が埋まり無痛分娩はできません。
無痛分娩に対応可能な産院は、日本にはまだまだ少ないので急いで検討する必要がありました。
無痛分娩可能な病院の選び方
私は、セミオープンシステムを利用できる産院の中で、以下を考慮して決定しました。
✅実績(分娩数、無痛分娩件数、帝王切開件数)
✅医師の人数(常勤医師)
✅過去数年間の無痛分娩件数の推移
✅無痛分娩24時間対応または平日のみなどの条件
✅MFICU、NICU、GCUなどの設備
✅家からの距離と所要時間
✅費用の概算
特定機能病院(大学病院など)は、実績も医師の数も多いですが、助産院と比べると豪華な設備・食事などはありません。
しかし、NICUなど高度管理可能なためハイリスク妊婦の場合は、特定機能病院が良いと思います。
助産院は、お産のスタイルや母乳育児など様々あるので、より自分にあった助産院を選ぶことができます。
また、食事やスパなど産後のケアにも配慮してもらえます。
私は、無痛分娩件数が多い産婦人科に力を入れている地域医療支援病院(一般的な総合病院)にしました。
NICUなどの設備はありませんが、実績が多く食事も豪華でスパもありました。
産院の予約方法
分娩したい産院が決まったら、クリニックに紹介状や検査結果を依頼します。
次に、無痛分娩希望で、上記持参することを産院に連絡し、初回診察と予約のために必要なものを確認します。
大抵、初診は予約ができないことが多いので、受付開始時刻に行って並ばなければいけません。
また、初診では診察、助産師からの説明、当日の分娩についての説明など半日近くかかるので時間に余裕を持って病院に行く必要があります。
私が決定した産院では、初回診察で以下の持参が必要でした。
✅紹介状
✅検査結果
✅セミオープンシステム利用同意書
✅母子手帳
✅補助券
✅印鑑
無痛分娩いろいろ
私が予約したのは、平日日中のみ対応可能な計画無痛分娩です。
24時間対応可能な病院ではないので、入院予約した日の前に急に陣痛がきたり、分娩が夜間早朝・土日祝日になったりした場合は無痛分娩はできません。
✅普通分娩から無痛分娩にすると約15〜20万円
✅さらに、平日日中のみの無痛分娩から24時間対応可能な無痛分娩にすると約20万円
追加で費用が必要になるのかな、という印象です。
24時間対応可能な施設だと、100万円位かかるところも多々あります。
1番高いところで120万円でした・・・
計画無痛分娩のいいところ
分娩予定日が事前にわかる
妊娠37週以降の妊婦健診で、赤ちゃんや子宮の状態から、約1週間前後で入院日を決定します。
分娩日は医師が決めますが、候補日を教えてもらうこともできます。
私は、妊娠37週で、翌日入院と5日後入院どちらがいいか希望を聞かれました。
なので、出産前に入院日も分娩予定日もわかります。
旦那さんの日程や上の子をどこに預けるかなど前もって検討する猶予があります。
痛みに対して心構えができる
分娩前日から処置・分娩当日に促進剤など、病院やお産の進み具合によって異なりますが、処置により痛みが増えていくのがわかります。
急な破水・陣痛などはほぼないので、覚悟を決めた上でお産に臨むことができます。
産院選びって難しいですよね。
里帰りの有無や無痛の希望は決まりますが、産院たくさんありますよね。
個人的には、自分の中で譲れない軸を決めて決定するのがいいかなと思います。
以降、②詳細に続きます。
関連記事はこちら