おむつかぶれの対処法。娘と私の奮闘記③
娘は、生後2週間程でおむつかぶれになりました。
生後8ヶ月、おむつかぶれ完治しました!
ついにステロイド卒業!
肌が弱い娘。娘にとっても私にとっても、長い戦いでした。
週1〜2で通院していた頃が懐かしい。
今回は、おむつかぶれの経過と有効だった対処方法についてまとめます。
前回記事はこちらから
娘の経過と症状
生後8ヶ月、おむつかぶれ完治しました。
現在はステロイドも新しいアトピーのお薬も使っていません。
通常の子と同じように保湿するだけで維持できています。
娘はおむつかぶれで肌が弱くなってしまいずっと感染している状態でした。
※MRSA(メチシリン耐性黄色ブドウ球菌)陽性
いろいろな薬を試しましたが、「改善せず小児科でできることはもうない。皮膚科のコンサルを受け、MRSAで重症化して入院にならないようにコントロールしましょう。」と言われた時は泣けました。
でも、悪化せずに乗り越え娘のお肌が強くなっていくのを感じました。
娘の薬剤変更
一応薬剤師なので備忘録として。
こんな感じで薬剤使用しました。
通常の第一選択薬はむしろ悪化。
MRSA感染の抗菌剤も効果なし。
びらん(小さな皮剥け)にあまり効果がないと知りながらステロイド使用。
副作用が出ないか観察しながら試行錯誤の日々でした。
MRSAで全身症状も起きず、とびひにもならず、娘はよく頑張ったな〜と思います。
ちなみに、ステロイドにはランクがあります。強さでクラス分類されています。
✅使用しているクラスのまま回数を減らす方法
✅回数は減らさずにランクを下げていく方法
一般的には、効果がある状態を保ちながら、上記どちらかで減薬を試みます。
娘はランクを下げるとまた発疹・発赤ができたので、回数を減らす方法にしました。
それでも、2日に1回から減薬ができずに1ヶ月経過している時に、モイゼルト(アトピー性皮膚炎治療剤)という比較的新しいお薬の提案がありステロイドを卒業できました。
現在は基本的にスキンケアのみで、悪化した時のみこのアトピーのお薬を使っています。
おむつかぶれのスキンケア
お薬でお肌を維持していましたが、娘には試しにやってみましょうと提案されたスキンケアがばっちりハマりました。
まさかのココナッツオイルです。
文献のタイトル「ココナッツオイル ミラクル」が怪し過ぎて笑いましたが、ちゃんとした文献でした。
特にMRSAに効果があると記載があり、娘のココナッツオイルで改善傾向だったので、娘のスキンケアとしては良かったと思います。
先生におすすめの商品まで紹介してもらったのですが、先生のLINEのスクショに「15回以上注文」と記載がありました・・・
先生がリピしているだけあって調べてみると成分的にも安心して使えるものでした。
娘も5個以上リピしていて今だに継続しています。
使用にあたって、ちょっと気になることもありました。
✅温度管理が難しい
ココナッツオイル、寒いとカチカチ、暑いとドロドロです。
冬はスパチュラを中に入れて手でゆっくり溶かす時間が惜しく感じました。
夏は瓶に入った液体なので本当に使いづらくて使用前に冷蔵庫に入れて固めて使っていました。
何度娘に液体のオイルをひっくり返されたことか。
床がツルツルになって掃除も大変。普通にもったいなかったです。
✅赤ちゃんのいい香りが消える
個人的に悲しかったのは、娘の赤ちゃん特有のいい匂いがココナッツオイルの香りに置き換わってしまったことです。
友人に「娘ちゃん、サーファーの香りがする」と言われた時、半笑いでした。
娘はココナッツオイルの香りなので、思い出の香りって感じでいいのですが。
赤ちゃんのおひさまのような素敵な香り、また嗅ぎたいです・・・
おむつかぶれ、本当に長引きます。
娘には、お尻から出血したり、血液検査のため採血したり、痛い想いもさせてしまいました。
でも、ちゃんと治ります!
おむつかぶれの赤ちゃんやそれに悩むママ・パパが少しでも楽になりますように。
読んでいただき、ありがとうございました。
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