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入院スタート

2018年11月21日。とうとう入院の日。もっと先だと思っていたけど、ついにこの日がやってきた!早く終わって欲しい反面、やっぱり手術は怖くて、複雑な心境。あと、乳がんの場合は手術後の治療(ホルモン治療や化学治療など)が長いので、やっとスタートラインに立ったという方が正確なのかも知れない。

手術前の今日行ったのは、術中センチネル検査の準備とエコー検査。今までのエコーやCTではリンパ節への転移は見られなかったけど、より正確にわかるセンチネル検査の準備を手術前に行った。脇の下に注射して、手術中にリンパの場所をわかるようにしておくのだとか。どうかリンパへの転移がありませんように・・・。エコーでは、どこまで乳腺を摘出するのかをマジックで皮膚の上にマーキングされた。そのマジックを参考にして、明日の手術を行うらしい。形成外科でも、乳房や乳頭の位置をマジックでマーキングされたので、私の体にはマジックの印だらけになった(笑)

ちなみに、この3日間の間で乳がん(と他のがん)罹患者の本や漫画を5冊ほど読んだ(もっと早く読んでおけば良いのに、こんな時にもギリギリ)。もちろん、乳がんと言ってもいろいろなタイプがあるので、治療に関してはあまり参考にならないことも多いけど、どのようなプロセスを経て退院になるのかはわかった。本によってはセンチネル検査の注射がすごく痛いと書いてあったけど、私の場合はなんてことなくて、すぐに終わった。痛みの感じ方って人によって大きく違うから、術後の痛みも本で書かれているほどひどくないと良いな・・・。って、明日になったらものすごくギャーギャー言ってるかも知れないけど。
ご参考までに、読んだ本はこんな感じのラインナップ。

個室をお願いしてたのに空いてなくて、大部屋になったことと、病院の食事が笑えるくらい質素なのが誤算と言えば誤算。でもまあ内臓の手術じゃないから、術後は好きなもの食べても良いかな、きっと。6人の大部屋は、お年寄りが多くて、一日中ずーーっと独り言を行っているお婆ちゃんや、看護師とのバトルが激しいお婆ちゃんなど、個性的なメンバーと一緒になった(笑) 常に人が出入りしていて、人の声や物音がするので、なかなか落ち着かない。早く個室が空かないかな・・・。

19:30頃に夫と二人で主治医に呼ばれて、明日の手術の説明を受ける。今までの検査の結果をおさらいしつつ、今後の治療方法は手術後の病理検査の結果で決まること、入院は1週間程度になることなどを伝えられ、30分程度で終了。それにしても、先生、本当によく働くよな・・・。朝から晩までひっきりなしに診察して、合間を縫って手術患者への説明、術後患者の見回りをしている。いつ休んでるんだ、先生。質問にも真摯に答えて頂いて、尊敬の念を抱かざるを得ない。

さーて、いよいよ明日が本番!

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