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アニマルコミュニケーター!
新しくうちの家族になった空輔です。
四月の終わりに保護犬を貰い受け先輩猫のチョムスケと共に暮らすことになりました。
隣に住む義理の妹のおうちのトイプードルがとても良い子であったこと、猫の時はそれほど困ったことがなかったので犬を家の中で飼うことについて軽ーく考えておりました。(猫もはじめは結構大変だったことをあとで思い出しましたが、、、、)
譲渡会で会ったときにはほとんど寝ていて、とてもおとなしくおっとりした印象でしたが、一週間後にうちに来てみると重度の怖がりだということが分かりました。ちょっと人が動いただけでもびくつくくらいにです。
まずはトイレトレーニング!
10回中半分はシートの上でしてくれるものの、半分はキッチンやお風呂場や隣の部屋やあちこちでしてしまう。そのうえ大きなほうは咥えて持ってくる。そして半分くらい食べてしまっていました。食糞というそうで子犬にはよくあることのようです。
とりあえずよく粗相のあるキッチンと隣の部屋にもシートを設置しましたがなかなかうまくいかず。朝起きるとどこに水たまりがあるかと気にしながら部屋中を確認しなくてはいけませんでした。できるときはその都度注意したり、うまくできたときはご褒美を上げたりと思考錯誤しましたがなかなか上手くいきませんでした。
犬のしつけ教室に行こうかとも思ったのですが、そこで思い出したのがアニマルコミュニケーションなるものです。白狼澪さんという方で動物とコミュニケーション取れるといっていたことを思い出しました。空輔とは出会って一か月にもならない関係なのに躾をするということはせっかちな私にはハードルが高かったため、白狼澪さんに伝えてもらおうと思ったのです。
すぐにアニマルコミュニケーション申し込みました。
①動物の状況や同居の家族について必要事項、写真と質問(動物に聞きたいこと、伝えたいこと)を知らせる
②コミュニケーターさんが遠隔で動物とセッション
③後日その様子を電話にて伝えてくれる
といった流れでした。
もちろん対面でのセッションもできるようですが、コロナ渦ということもあり今は遠隔でのセッションのみでした。
セッション日について私の確認不足でこちらからするはずの電話を先方からしていただくという失態を冒してしまいました。大変ご迷惑をおかけしたにもかかわらず親切丁寧に空輔とのやり取りを伝えてくれました。
私がした質問は
質問①おしっことうんちをトイレで出来るようにするにはどうしたらいいか
背景や経緯
シートのない所でおしっこやうんちをしてしまう
質問②何がそんなに怖いのか?どうしたら怖がらせないようにできるのか?
背景や経緯
とても怖がりで散歩もままならない状況
質問③家族に希望することはありますか?
背景や経緯
お互い心地よく暮らせるようしたいのでできることは叶えたいと思います
空輔はとても怖がりで生後数か月(野良犬だったようで正確には生後どのくらいかわかりません)ということもありコミュニケーションもなかなか難しかったようですが、根気よく聞いてくれたようです。
特に怖いのは”音”で扉のバタンと閉まる音をはじめ私たちには生活音だと感じる音にも怖さを感じているようでした。立ったり座ったり、急な動きにも反応してしまうようでした。理由は本人(本犬?)にもわからないようでした。外に行くにも車の音や周りの人間もとにかく怖いそうです。それにより怖いと思ったときはシーツ以外の場所で隠すように粗相をしてしまいこともあるようでした。
もともと野良犬だったようで、保護されたのは九州とのこと。そこからいろいろな保護団体を渡り歩いて各務原にたどり着いたようで、安心できるホームという感覚がわからず、不安がいっぱいの状態だったようです。
そんな空輔に家とは家族とはどんなものかを、そして今の場所が空輔の家で家族なんだということ、もうずっとここにいていいということを空輔に伝えてくれました。
そして、トイレについてはまだまだ子供で意識してそうしているわけではないようで、どうしたらうまくできるようになかは空輔にもわからないようでしたが、家族が決まった場所でしてくれることを望んでいることはわかってくれたようでした。だって空輔と話してくれたといわれた日からシート以外の場所で粗相することがなくなっていたのですから。
三番目の家族に希望することはという問いには、散歩に行くときには帰ってこれるのか心配、またどこかにやられてしまうのではないか不安になるので、「帰ってくるよ、散歩だよ!」と言ってほしいとのことでした。
私の文章力では伝えきれないくらい丁寧に、誠実にじっくりと空輔の内側を聞いて伝えてくれました。
セッションを終えて、、、
空輔がまだまだ子供であること、新しい場所、新しい家族に戸惑って不安がいっぱいであることについての理解が深まりまりました。
セッションから2週間が経ちました。
トイレは寝床の横と隣の部屋の二か所、💩は人前ではしにくいようでこっそりとなりの部屋に行ってしています。トイレ以外の場所ですることはあれからありません。💩を食べちゃうことも、持ってくることもほとんどなくなりました。散歩も車の音が怖いようで時間のある時には車で大きな公園まで行ってます。道路から離れているのでちょっとはくつろげているように思います。(駐車場は怖いようですが、、、)
私の幼少期には、犬は外で番犬として飼うものという感じでしたが、アニマルコミュニケーションを通して犬も家族なんだと感じることができました。
ちなみに家の人間は私、夫、長男、長女、次男の五人ですが、一番好きなのは長女だそうです。そして同居猫のチョムスケは面白い仲間だそうです。チョムスケにしてみれば追っかけられて迷惑そうにしつつ、遊び相手といった感じでしょうか?
空輔のことをペットから家族と感じられたことでチョムスケに対する見方も変わりこれから先の同居生活が楽しくなりそうです。