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カナダ就活の経過記録と今後のキャリアを考え中

書く力をつけたくて、8月末ぐらいにChatGPTと会話し、どんなテーマでなら書き続けられそうか考えていた。
でも全然書きたいテーマはみつからなくて、下書きにテーマだけがたまっていった。そして数か月がたち、またよいしょ…と書き始めてみている。まあとりあえず近況をかいてみようかなと。。

先日短期で一時帰国し、それ以来、働きかたや働く場所について再考している。私が思っていたよりカナダの就活は厳しかったのと、カナダの移民政策が激変したのと、自分の状況的に、ずっと同じ場所にいられるかますます不明になってきたからだ。それで自分の仕事について考え直していた。

カナダに来る前、日本では長年、学校の事務職員をしていた。教育の現場を支援することは、自分にとってやりがいのあることだった。学びたい人を支えることはとても夢がある。業界としてずっと興味は尽きない。でも、自分は大学でビデオや演劇や写真など、何かを作る専攻にいて、その分野を生かして就職しなかったことはどこか心に残っていた。なので、カナダで再び、学びのチャンスを得たとき、つくること、デザインを学びなおそうと思ってわくわくしたのである。そうしてインターンシップを含む2年の課程を、無事、2024年春に修了した。しかし、なんとも当地の就活はきびしく、いまだフルタイムの仕事は見つかっていない(私が職種を絞りすぎているのかもしれない)。

ただ、このままフルタイムの職歴をカナダでつけずに国を移動した場合に(特に日本に帰ることになった場合に)、新卒ではないうえにデザイナー未経験の自分が、デザイナーとして雇ってもらうことは難しいかもしれないと思っている。私はデザイナーとして働く道をあきらめたくない。なので、まだできる限りあがいていろいろ挑戦している。

就活では、デザイナー職と、事務系のなかでも広報(制作やSNSマーケティングデザイン制作など)に寄った業務も含まれる職を中心に受けている。余談だが、オタワは政府系の仕事も多いので、求人に英仏バイリンガルが "mandatory"と書かれていることもあり、くやしいが、さすがにそういうものには手が出せずにいる。インターン先では提供されるテキストをもとに、英仏でのデザインを経験したので、”preferred”くらいなら強気で出しているが、やっぱり通らない…。笑 
数えていないのだけど、もう200~300以上は出したと思う。ありがたいことにだいたい一か月に1,2回は面接に呼んでもらえている。ただ、1次面接を通ってデザイン課題に取り組む機会もあったのに、2次面接以降になかなか進めていないのが現状。。

並行して、日本でのデザイン系業務委託にも挑戦している。完全にデザインメイン業務ではないものの、以前からずっと興味のあったアプリ会社1社さんの選考に通った。以前にコーディング系で受けたときは、スキルが足らず不合格だったが、ずっとほかにも採用がないか気にしており、人事の方にもメールを送ったところ、別の業務にちょうど募集があったので、応募し、お役に立てることになった。カナダでの就活に自信を失っていたときだったので、ずっと関わりたかった会社さんからの合格はとてもうれしかった。精一杯がんばっている。

さらに最近、パートタイムではあるが、1年弱の契約で、カナダで小劇場のマーケティング資材制作および運営に携わる仕事にもかかわれることとなった。これも実は以前に面接を受け、不合格になっていた職なのだけど、再募集があったので挑戦した。面接官ととても楽しく話ができたのを覚えていて、良い印象があったから。うれしいことに面接官も私のことを覚えていて、ほとんど近況報告のみの面談で採用が決まった(日本滞在中の夜中に面接を受けた 笑)。まだ仕事がはじまっていないので、どんな塩梅になるかわかっていないが、こちらも楽しみ。

どこにいっても、「自信をもってこれができます」といえる技術を持つことは、いまの私にとって必要なことだと思っている。できるだけ、デザインに近い仕事にとりくみ、今後の自分を説明するときに、「これをやったことがあります」といえるようになりたい。

そう強く思うようになったきっかけの一つは、就活のうまくいかなさにくわえて、悔しかったことがあったからだ。先日、ある日本の人材支援会社の代表さんと話す機会があったとき、私の職歴をみて「まんべんなくなんでも事務系をやってきたのですね。ただ、ジェネラリストであるということは、これといった強み、スキルがないとみなされがちですね」と言われたことだった。たしかに私は教員免許や簿記などの資格があるわけでもないし、特殊にみえる学校事務の経験しかない自分は、人材支援の方からみれば、強みがなくて推せない人材なのかもしれない(転職支援のための面談ではなくて業務委託関係の面接だったのだけど…)。。人材支援業界的には一般論なのかもしれないし他意はなかったかもしれないが、就活で自信を失っていた私は悪いほうに受け取ってしまった。ちょっと数日しょぼくれた。笑

でも、これをきっかけにあらためて、自分には何ができるといえるだろう?と考える機会ができたと思い、すこしずつ気持ちを立て直した。

これまでに私が経験があるのは、illustrator、photoshop、InDesign、Canvaを使用したポスター、リーフレットやSNS用グラフィック制作、Figma、AdobeXDを使用したWebデザイン、ユーザーエクスペリエンスの考え方からのデザイン提案、Contents Management Systemとその中の簡易なHTML/CSSを使用したウェブサイト更新、デジタル一眼カメラを使用した写真と動画撮影(少し編集)。あとはMS Office(Word, Excel, PowerPoint)。
これらにもっと厚みのある実務経験をつけて、どこに行っても、「わたしはこれをやってきました」といえるようになろうと思う。あと、書くのも好きなので、ちゃんと記録していきたい。

カナダ就活は相変わらず厳しいけど、どうなっても、それに立ち向かった経験は後で見れば面白いものだろうし、頑張れるところまでは頑張ってみようといまは考えている。

日本に帰っている間にオタワには冬の気配が忍び寄っていたので、さむさにもまけずに暮らす!!



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