怖いけど話すと安心要素がみつかるときもある
9月から現地企業でデザイナーとしてインターンをさせてもらっている。そろそろ2か月。8週目かな。
インターンはco-opとよばれるもので、私のプログラムでは1・2・3学期座学→co-op→4学期→卒業という流れ。(1学期は4か月)
3学期に週5で授業を受けながら就活をして、私は運よくインターン先を見つけることができたので、ありがたく思いながら仕事をしている。
co-opの学期の課題として、インターン参加してどうですか、というワークシート提出が数週間おきにある。今回は、あなたの強みと弱みはどこだと感じていますか、とか自分のパフォーマンスをどう感じていますか、という内容を書くもの。機会があれば上司とも内容について話してください。とのこと。(we encourage…だったので必須ではなさそう)
私の強みはコミュニケーションを頑張ってとろうとするところ、弱みはスケジュール、作業時間のみつもりが甘いところ、と書いた。
強みなんてないよ…といつも思うけど、わからないから質問はたくさんするし、チームの人が困っているようなら自分のできる範囲で応答してきたので、それくらいしかかけることないな…と。。
弱みはなんでこれかというと、自分のデザインスピードがまだ読めてないことと、以前に急ぎのグラフィック作成依頼があったとき、他のタスクとどっちが大事かわからなくて、後回しにしてしまったことがあって。そうしたら、そのグラフィックは2日のうちに承認して一般公開したいものだったようで、何度か催促が来てそのことに気づいた、という事態があったから。あとは、9月に与えられポスター制作なのに、いまだにやっているものがあって、自分でも「これ…時間かかりすぎじゃないか?」と感じているから。これらについて怒られるかもな‥と不安を抱えてミーティングをした。
そうしたら上司たちは「タスクが多すぎてストレスを感じるならいつでも相談して」「優先順位がわからないときもすぐ聞いて」「フィードバックはほかの先輩に聞くことも役に立つよ」など、とても協力的で優しいコメントをくださり感激してしまった。てっきり「ここを改善してね」とか言われると思っていたから。
日本で仕事していた時は、結構はっきり言ってくれる人が多くて、傷つくものの、それはそれで仕事のやり方を理解しやすかった。(そしてそれに慣れてMになっていた自分)
なので今回、ひとまず嬉しい言葉はうけとって安心しておくけど、言わないところもある/あるいはカナダ流の言い方もあると思うので、すくなくとも今自分で気づいている点は直していく。早速、仕事の段取り術の本買って3冊読んだよ・・・。事務職もデザイナーも、基本的な仕事のすすめ方は似ているんだろうと思うけど、私が自信を持てないので。
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甘えん坊なのかもなあ、と思うけど、上司とこうやって個別に話す時間(業績評価面接?)が前職の後半時代はわりと好きだった。普段はじっくり話せない人と話せるのがうれしいし、自分のパフォーマンスのこととか、その人の思う「良いやり方」を聞けたりするから。
でも実は、社会人数年目くらいまではこの時間がすごく苦手で、あとたぶん面接の趣旨を勘違いしてて、「自分はこんなにできないんです、これもできませんでしたし、あれも失敗しました。私はだめなんです、どうすればいいんでしょう」って泣いたりするほどだった(今思うとやばい人だよなあ…普通は今期これ達成しました、とか淡々と説明する場なので、泣く人はいない)。
あるとき上司が「この面談は君がいかにがんばっているかを上司にあらためてアピールする年数回しかない機会なんだから、ダメなところを集めて落ち込んだり、さらにダメ出しをもらおうとするんじゃなくて、この面接ではすごい自信満々くらいで話したほうが良い。自分のダメなところは嫌でも気づいてしまうものだけど、できたことやできるようになってきたことを私に説明してほしい」と言われて、なるほどと思った。それからは業績評価面接への苦手意識が減っていった…のを思い出した。
仕事に慣れないうちはいつも怒られるかもって思っちゃいがち。大人になったらそんなに怒ってくれる人もいないのにね。
ちゃんと怖がらずに話していきたいな、自分で「あの人は怒ってるのかも」「私にあきれてるのかも」とか思ってたって、結局わからないし、面と向かって話せば、もし本当に怒っていたとしても、その感情をたたきつけてくる人はまれだと思うから。特に私は、話すことで自分の誤解を解けるので話していったほうがいいいな。英語まだまだだけど、気持ちは伝えられるように話していく。こいつうるせ~、細かい~と思われたとしても、なんも言わない人よりは私として印象に残るかもしれないし。
言葉はまだたりないけど、私は人と話すのが結構好きなんだなあとも気づけた時間だった。来週もがんばろう。
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