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平穏な日々を大切に
個人店でやられている本屋さんに最近足を運ぶ。
その本屋さんはカフェも併設しており、静かにコーヒーを飲みながら読書が出来る素敵な場所。
そんな本屋さんで今日、椋木湧也さん著『日常をうたう』という本を手に取った。
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椋木湧也さん著
最初は表紙の良さで手を取った。
この本の大まかな内容は、
戦争を体験した世代が減ってきている中、世界では戦争が長期化している。
ニュースで報道されてはいるけど、実際私達が体験しているわけではない。
他人事、で片付けていい言葉ではないけれど平和ボケしている私達。
著者である椋木さんの祖母が体験した戦争、終戦日8.15。
その8.15に着目して、今の日常の8.15を27名の方が日記のようなエッセイが書かれている。
この平穏な日がずっと続きますように、という意味を込めて『日常をうたう』。
まだ読み始めたばかりですが…。
毎日色んなことは起きるけど、でもやはり前提として当たり前に平穏な毎日が来るわけで、それを当たり前のように生きている私達。
毎日時間に追われながらも朝ごはんを食べ、通勤して仕事して、お昼ご飯を食べて、仕事して、帰宅して、夕飯食べて、お風呂入って、ベッドで寝る。
当たり前にやっていることが、当たり前じゃなかった時があるんだと改めて思い知らされた。
2度と戦争が起きてはいけないけれど、戦争があった事実は忘れてはいけない。
そして、この平穏な当たり前の日々を一生懸命楽しく生きようと思い、綴った日。
良い本に出会えました。
興味がある方は是非手に取ってみて下さい。
yuka