すゑひろがりず全国行脚〜諸国漫遊記大阪公演〜(後)


※ネタバレ100%です!ご注意を!

>>>諸国漫遊記(中)の続きです


休憩後は確か、がりず検定の後半だったかと思います。
(すみませんうろ覚えです。。)

がりず検定のVTRが終わり、袖から二人が出てきたのですが
なんと!
新衣装に身を包んでいるではないか!!!

えんじ色の三島さん、やまぶき色の南條さん。
よーく見ると格子柄になっている。
よ、よい…!良すぎる………!!!

南條さんによると、三島さんは楽天イーグルス
南條さんは阪神タイガースだそう。笑
(こんな時も野球に例えちゃうこの野球少年が好きだったりする。たぶん家臣みんなそう。)

去年の秋の終わりくらいからずっと、
そろそろ衣装新調しないのかなぁと思っていたので
新しいすゑひろがりずが見れて嬉しかったです。
しかも初お披露目がNGK単独って。
最高かよ(泣)

南條さん『原宿って知ってますぅ?そこで良い着物屋さんがあったので…』
とおっしゃってました。
(ん?若干いま煽られた?w)

知ってるわい!www
すっかり東京に染まっちまったの( ˘ω˘ )


ここからネタ後半戦です。


【箱根の宿に泊まりたい】

これもすごく好きなネタです!
ちょい下ネタ挟んでくるんですよね。笑
(下ネタといえばキャッチのネタも下ネタですが、あんな感じのネタがすごく好きです。笑)

箱根の案内人に扮した三島さんが、南條さんのリクエスト通りに、せっかく箱根まで来たのでそこそこ良いお宿を紹介するはずなのですが、それが漫画喫茶だったり、(大人のビデオの)試写室だったりと、めちゃくちゃです。笑

このネタは狂言風というよりは、みなみのしま時代の
ネタっぽい、漫才の感じが強めなやつです。


【新・オロロ】

これは2020年の年末、幕張の地獄変で初めてみたネタの、新バージョンでした。
こないだの寄席で初めて見て、新バージョンは今日で2回目です。
やっぱり南條さんの狂言風オロロが迫力ありすぎて、途中で三島さんが笑っちゃうのが好きです。笑

旧オロロは、呑み過ぎた南條さんがずーっとオロロして、三島さんももらいオロロして、ご家族市場(ファミリーマート)に入って水買って、それでもずっとオロロしてるものだったので、(私は大丈夫ですが)客席のもらいオロロも心配だったのですが(笑)、新オロロはひと味違いました!
ネタの詳細は見てのお楽しみなので書きません。
が、何がとは言いませんが、マヂカルラブリーのあのネタを思い出したので、いつかどこかでコラボしてほしいです。笑

オロロしすぎて南條さん声とんでた。笑


ネタ2本が終わったあと、暗転し、また高砂に南條さんの姿が。

あれ?三島さんは??
と思いつつ、感謝の言葉を述べる南條さんの口上にまたホロリ。

『これまでの漫才は、ほんの序章にしかすぎません。これからやる結びの一番は、我々の存在を世に広めたネタと言っては過言ではありません(ニュアンス)』
と南條さん。

ん?なんだなんだ?
世に広めたネタ…ということは
M-1でやった合コンのネタか…?
それか、二人が狂言風にたどり着いた
クリスマスのネタか…?
(確かにネタ収録ライブでは未完成だったからなぁ)
などと、ぐるぐる考える。

客席もザワザワ。
ざわついている。


暗転し、南條さんだけがまた舞台中央に一人。

すると、南條さんが良い声で

『さてもさても、秋の夜長はムラムラして寝苦しいわいやい…』


?!?!?!?


御TENGA様じゃ!
御TENGA様じゃーーー!!!
(家臣歓喜、狂喜乱舞)

え、ここNGKだよ?笑 いいの???笑笑
ど下ネタやんwwwwww


まさかの、【御TENGA様】のネタでした。笑


『にんげん〜ごじゅ〜ねん テンガの内をくらぶれば〜…』

というセリフと共に、ワイヤーで吊るされた三島さんがピューン!!!!!

しかもその手にはしっかりとTENGAが握られている!笑

おいおいマジかよNGK笑笑
一気にNGKの懐の深さにファンになってしまいました。


そして、南條さんがしっかりと寿いたあと、三島さんもしっかり寿いていました。笑


『拙者、早漏にて候〜』

の決め台詞の後、また三島さんがピューンと天高く吊るされて暗転、ネタ終了、という流れでした。


なんでさっき南條さんだけが舞台に居たのか、理由がわかりました。
このためかぁwwwww
(しかも三島さんはお衣装が変わって、しっかりお色直ししてた笑)

吊るされて、更にぎこちない動きの三島さんが可愛すぎました。
あやつり人形みたいなの。笑

(これはNGKじゃないとできない演出だ。。。来て良かった!)


ここでエンドロールが入る。

〜♪〜♪〜♪〜

ん?このイントロは……
ハマショーのmoneyだ!!

三島さん十八番のmoney

世代では無いはずなのに、イントロだけで反応するようになっていた私の体。笑

なんか、今になって歌詞と二人の生き様がリンクしてちょっとグッときてしまった。

エンドロールには大勢のスタッフさんの名前。映像は株式会社カナメクトによるもので、裏方の人々の力添えをすごく感じることができました。

エンドロールにこの曲。。。
わかってるなぁ、チキショー!最高だぜ!!!


そして、結びの口上。

先ほどのフライング翁は、一回でなんと20万円もするらしい!
でも、チケットの売れ行きが良かったので、やりましょう!!となったそう。

すごいよ、すごいよ。(泣)

夜中に大人総出で翁を吊るすリハーサルを行ったのとこと。

『NGK単独で、三島、フライング。』

また新たな伝説を作ってしまいましたね。
これは後世に語り継がれるべき寿よ。

あの松の前で御TENGA様のネタをやったのは師匠方にはくれぐれも内緒で、と言っておりました。笑

これから全国に、行脚に出かけますとのこと。
全国ですゑひろがりずを待ってる家臣が大勢いるので、
ぜひ無病息災で、全国を回りきれることを願うばかりです。


あっという間の1時間半。

終わってしまうのがほんとうにほんとうに惜しかった。途中何度、時間が止まればいいのにと思ったことか。。
まだまだずっと二人のことを見ていたい、まだまだ帰らないでほしいし、これが終わったら次は何を楽しみに生きれば良いのか。。

幕が降りる瞬間まで手を振ってくれて、南條さんは寝そべってまでぽんぽんしてくれてました。
ほんとに、人を楽しませたいという気持ちが強い二人なんだなぁ、と嬉しくなりました。
私がすゑひろがりずを推す理由は、そういうところでもあります。


終わった後も、ずっと興奮が止まらなかったです。
お友達と、公演の感想を話し合ったりして、二度楽しい時間を過ごしました。
すゑひろがりずを通して出会ったお友達はみんな楽しい人ばかりで、ここにもまた生き甲斐をもらっています。
30代に突入しましたが、まだまだ新しいお友達ってできるんだなぁ!と、新しい発見です。

恐らく、コロナが流行した時期にすゑひろがりずに出会い、塞ぎ込んだ気持ちを救われた人が大多数だと思います。コロナが収束したら、みんなで飲みながらすゑひろがりずについて語り合う楽しい会をしたいなぁ、なんて思っています。


初めてすゑひろがりずの単独ライブを関西で見られたこと、とても嬉しく思います。
またいつかNGKに来てくれますように!

楽しい時間をありがとうございました。

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