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鳥取島根民藝旅1日目②〜穏やかな宿、たみ〜

倉吉から「たみ」へ向かう中、無事駐車場を見つけてたどりつけるのか。
なぜなら「たみ」の駐車場の場所がわかりにくいからだ。
案の定、駐車場を通り過ぎてしまい、付近で一時停止。


たまたま停めた場所が行ってみたかった「汽水空港」の前で「こんなとこにひっそりとあったのか!」と運命的な出会いに驚いた。しかしその日は休みだったので、とりあえず「たみ」の駐車場へ向かうべく、Uターンできる場所まで車を走らせる。田園広がる一本道でなかなかUターンできず泣きそうになるが、なんとか場所を見つけUターンできた!これも、車が少ない鳥取の道のおかげだ。車線変更もしやすく運転初心者にはありがたいと感謝感謝だ。

そして、なんとか駐車でき、いよいよ念願の「たみ」へ。
やさしいスタッフさんが迎えてくれ、ホッとする。「たみ」は館内撮影禁止なので、すべてをじっくり目に焼きつけて堪能する。

二階建ての古い建物で、中は手描きのイラストなどが描かれていたり、文化的なフライヤーがたくさん置かれていたり、なんとなくレトロの中にアートや文化的な要素を感じた。もともと最寄りの松崎駅の宿舎だったらしい。
案内されたお部屋は、2階の畳のお部屋で、ちゃぶ台に一輪挿しがちょこんと置かれていてかわいかった。


夕暮れ時、せっかく雨が止んで景色がきれいなので少し付近のさんぽに出かけた。東郷湖がとてもキレイで、落ち着いたのんびりとした雰囲気がとても心地よかった。暗くなってきたので、部屋に戻る。



夜ごはんは「たみ」で食べることにした。
この日のメニューの唐揚げプレートがとてもおいしくて、一緒に付いていたドレッシングやデリもすべてこだわりを持って作られていて、栄養もバッチリのメニューだった。珍しく全部ぺろっと食べてしまった。

うつわも山陰の民藝が使われていて、ごはんと一緒に並べられたうつわが色鮮やかでキレイだった。特に、出西窯のブルーのうつわがとてもキレイで、今まで青いお皿はあまり興味がなかったけど、料理をのせるととても素敵だな、と思って出西窯に行って買おうと決めた。

その後、スタッフさんと話していたらあっという間に22時。
急いでお風呂に入ってその日は寝た。


次の日の朝、小鳥のさえずりと窓から見える東郷湖の景色がキレイですがすがしい朝。穏やかに割と寝れた気がした。
モーニングを近くの喫茶店に行こうと思っていたので、朝早くチェックアウトする。昨日とは異なるスタッフさんが対応してくれたけど、色々話しかけてくれて和やかな雰囲気に癒された。

「たみ」を後にして、思ったこと。なんだか終始ゆるりとした空気が流れていて、スタッフの人たちの穏やかな雰囲気がとても心地よかった。ゲストハウスっていろんなタイプがあるけど、ここは割と落ち着いていて文化的な場所なのかもしれないと思った。
また絶対来よう。

2日目へつづく

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