
価値観が合わない上司との向き合い方:私の気づきと工夫
今回は、私自身のガス抜きに少しだけ付き合っていただけたらうれしいです。職場で、自分とは異なる価値観を持つ人と働くことは、誰しも経験があるのではないでしょうか。特に直属の上司との価値観の違いは、日々の仕事に大きな影響を与えることも。私も、ある上司との関わりの中で、価値観の違いに戸惑い、試行錯誤した経験があります。
日常の中での違和感
例えば、こんな経験がありました。
私は職場の雰囲気づくりのために、時々大袋のお菓子を買って来ては、みんなで分け合うことがあります。クッキーあり、チョコあり、煎餅あり……まるでお菓子の専門店のような品揃えで(笑)。もちろん配って「ありがとう」と言ってもらうことが目的ではありませんが、そういった気遣いに対して、まったく反応がなく、でもお菓子はパクパクおいしそうに食べるし…ということが続くと、なんだか心に引っ掛かりが。「いやいや、お菓子くらいで!」と思いつつも、少しずつモヤモヤと違和感が積み重なっていく日々でした。
また、日々の商談の場面でも気になることが。たとえば、お客様の立場や役職を十分に確認せずに、思い込みで対応してしまうケース。そういった場面に遭遇するたびに、「この人とは、ちょっと価値観が違うところがあるな」と感じることが増えていきました。
相手の立場を考える
でも、それだって相手には相手の事情がある。その上司は長年勤めた前職を諸事情で離れ、新しい環境で働き始めることになったという背景があったようなのです。興味のある仕事には人一倍熱心に取り組む一方で、それ以外のことには少し関心が薄いような感じ。慣れ親しんだ環境から突然の変化は、誰にとっても簡単なことではないのは理解できます。
自分なりの対応方法
とはいえ、ムカムカと価値観の違いを感じながらも、結局仕事は進めていかなければなりません。日々の中で、なんとなく私が実践していた対応方法をまとめると、だいたいこんな感じ。
価値観の相違により判断が異なる際は、基本的に上司に確認を取り、「上司の判断に基づいて進めました」と、何かの際には説明できるようにする
時には率直に意見を伝えることも。ただし、感情的になりすぎないよう気をつける(むずかしいけど…)
お客様対応では、さりげなくフォロー……と言いたいところですが、実際にはかなりあからさまにフォロー(笑)。それでも場を円滑にするためには、必要な役割だと割り切ってがんばる
周囲との関係
このような状況は、たぶん周囲の仲間も感じ取っていたみたい。ただし、誰かを批判したり、悪者にしたりすることは避け、むしろお互いをフォローし合う関係を自然と意識していたように思います。時には「今日もいろいろあったね」と苦笑いしながら、適度な距離感を保ちつつ、ストレス解消していたように思います。
この経験から学んだこと
この経験を通じて、
十人十色、価値観の違いは避けられない。まずはその事実を受け入れ、冷静に対応するしかない
適度な距離感を保ちつつ、必要なコミュニケーションはしっかりと行う
時には意見を伝えることも必要。ただし、建設的な対話を心がけること
周囲との適度な距離感とバランス感覚も大切
職場で価値観が違う人と接する中で、自分の考えや行動を少しずつ調整し、柔軟に対応することで、解決の糸口を探ってみるしかないのかもしれないなと、今は思っています。
おわりに
ここまで私のガス抜きに付き合っていただき、ありがとうございました。職場での価値観の違いに悩むことは、きっと誰にでもあることだと思います。完璧な解決策はなくても、日々の小さな工夫の積み重ねが、より良い関係性につながるのではないでしょうか。
このしょうもないガス抜きが、同じような悩みを抱えている方にとって、少しでも役に立てば幸いです。
…そうそう、あの大袋のお菓子たち。実は今でも時々買って来ては配っています。まだまだ一喜一憂する日々ですが、精進したいと思います。
では、また。