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ジーラスタポッド、発進!

その日、2024年10月19日、相方は早朝から東京出張、次女も一週間の推し旅に出立。

というわけで、一人さみしくジーラスタポッドの点滅を眺めていました。

☆ジーラスタとは、抗がん剤の副作用の1つである骨髄抑制を抑えるために使われる薬です。

ジーラスタの効用
・がん化学療法による発熱性好中球減少症の発症抑制
・造血幹細胞の末梢血中への動員

https://www.kegg.jp/medicus-bin/japic_med?japic_code=00063355

そのジーラスタを自宅で注入できるようにしたデバイスがジーラスタポッドです。
抗がん剤の投与まもなくの副作用がきつくて通院が難しい場合にはとても助かります。


3秒に1回の点滅が、無事装着の印。

心配していたEC療法の副作用。
幸いにも発熱、吐き気はなく、多少の息切れはあるものの初日ほどではなく、ゆっくり横になってやり過ごしていました。
気になるのは胸焼け?
いつまでも食道のあたりに食べ物が詰まっているかのような感じ。
逆流性食道炎があるので、それが抗がん剤に刺激されて顔を出してきたような。

昨日のうちに買っておいた焼き鮭と小豆粥でお昼を済ませ、リクライニング座椅子でYouTubeでヘルシーレシピのアレコレを眺めていました。

刻々と近づく発射時間!
3時過ぎに家族LINEで「実況するし✌️」

予定時刻は15時11分。
気がつくと15時15分!!

いつの間にか始まってました💦

静止画なのでわかりませんが、ピコピコ点滅してました。
それが正常に注入されているサインです。

痛みはありません。
なんとなく、本体が温かい感じ。

弟たちにも思わず実況LINE!
下の弟は実は製薬会社勤務なので、実に興味深く見てたようです。

24分フル実況は流石に容量的にも無理だし、実際のところ特に大きな変化がある訳でもなく、適当にぶち切って撮影してました。

注入するピストン(?)の位置が次第に針の方に進んでいくのをじっと見ているだけ。


そして、ついに注入終了!
ピコピコサインがずっと点灯サインに変わりました。

パンフレットによると、これが正常に終了した印。
なので、この状態になったらもう外してもよいということ。


手順に沿って、針側の方からゆっくり優しく外して行きます。
と、その前に手を洗う!

針のパッチの方から外して、後ろ側のパッチも外して、針を後ろの方から持ち上げてゆっくり抜く!

できるか、私!

「出血があった場合はアルコール綿、清潔なガーゼなどを当ててして止血」とのこと。

ここで日の目を見るのが、黄斑上膜の手術後に目の周りを清潔にするのに使っていた清浄綿&アイパッチ用ガーゼ!!

だがしかし!

出番なし!

ポチッとした赤い点だけで、出血なし。

続いて本体の撤去。

こちらは特に何も気を使うことなくサクッと終わりました。

裏返してみると、いろんな回路があって中々面白い。

針はプラスチックだったんですね。

緑のサインは終了後6時間くらい点灯しているのだそうです。

というわけで、かなりおっちょこちょいなので、一人でできるか心配でしたが、問題なくミッション終了出来ました。

相方、帰りが9時過ぎになると言ってたけれど、早く終わったから東京駅で駅弁を買ってきてくれました!

相方は三元豚とんかつ弁当、私は比内鶏弁当🥡

錦糸卵じゃなくて炒り卵とか、色々大変なんやろな、と思いつつ、大変美味しくいただきました✨


と、食べた話のすぐあとで何ですが。
初日マグミット先生2錠が効いたのか、前回ほどの苦しみはありませんでした!

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