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乳がん闘病記(費用編 1) 化学療法開始までにかかった費用
5月30日、前夜しこりに気がつき、即受診した乳腺外クリニックから、7月2日化学療法開始までにかかった検査と費用についてまとめました。
乳房組織診、PET-CT検査、乳房MRIなどの検査を受けています。
これから乳がん検査を受ける方のご参考になれば幸いです。
☆私の場合は全て保険適用となりましたが、状況により適用外となる可能性もあります。
☆点数を10倍した数の3割が自己負担分になります。
5月30日 乳腺クリニック☆マンモグラフィ&エコー
しこりがあるということで、マンモグラフィもエコー検査も保険適用となりました。
これらの画像はCD化され、紹介状とともに紹介先の病院に持参しました。
・マンモグラフィ
・エコー診断
・診察
点数 1463点
医療費 4390円
![](https://assets.st-note.com/img/1724649455662-NB1L7wzzbd.jpg?width=1200)
6月7日 がん拠点病院(現在通院している病院)エコー&組織診
乳腺クリニックからの紹介で、こちらの病院に行きました。
マンモの画像、紹介状持参です。
診察ののちエコー、そして組織診となりました。
そして、(おそらくドクターの診断ではがん確定だったため、全身への転移を調べるために)別の医療機関でのPET-CT検査を受けることとなりました。
・エコー
・組織診
・診察
点数 5363点
医療費 16090円
![](https://assets.st-note.com/img/1724650133151-BKeYwIVYII.jpg?width=1200)
6月11日 PET-CT検査(PET-CTセンター)
こちらは検査のみでした。
通常10万円ほどするPET-CT検査ですが、保険適用となり3割負担で済みました。
☆PET-CT検査はがん確定診断のためには使えません。その場合は自費となります。
ということはつまり、初診の段階で主治医はがんと診断を下しての、PET-CT検査というわけです。
・PET-CT
点数 9737点
医療費 29210円
![](https://assets.st-note.com/img/1724649886035-r7isgI0v1n.jpg?width=1200)
6月18日 がん拠点病院(以降、すべて現在通院中の病院です)☆血液検査
これまでの検査の結果を経て、6月18日にがんの確定診断を受けました。
なお、この時点ではまだサブタイプ、Ki67はまだわかっていませんでした。
この日の診察では採血がありました。
この検査では、一通りの血液検査に加えて、腫瘍マーカー、肝炎ウィルス関連検査、梅毒血清反応などの項目もありました。
点数 1853点
医療費 5560円
![](https://assets.st-note.com/img/1724650374099-jq1scfExYU.jpg?width=1200)
6月24日 診察のみ
この日
サブタイプ ルミナールA
Ki67 12%
という結果を受けて、今後の治療方針が決定しました。
ドセタキセル3w×4回
→EC療法3w×4回
→手術
という流れです。
この日は診察だけで検査はありませんでした。
点数 628点
医療費 1880円
7月1日 乳房MRI検査
この日は診察はなく、乳房MRI検査のみでした。
点数 2848点
医療費 8540円
![](https://assets.st-note.com/img/1724650610407-pSmas0OlPW.jpg?width=1200)
ここまでの医療費
計 65670円
となりました。
おそらく、6月の医療費のうち20000円を超えた分は協会けんぽから還付されると思います(家族療養付加金)。
しかし、PET-CT検査については認められるかどうか不明です。
この件については確認できましたら追記します。
追記
先日、6月分の家族療養付加金の入金がありました。
PET‐CT検査については承認が降りました。
自己負担金29210円のうち、9200円が還付されました。
外来で支払った医療費の合計は22910円です。
自己負担上限分20000円以上の部分2300円が還付されました。
100円以下は四捨五入されるようです。
家族療養付加金 合計11500円
初めて乳腺外科で受診してから術前化学療法が始まるまでの
実質的な自己負担金は54170円
となりました。
3月に黄斑上膜手術をしたときの保険金で賄いました。
健康なときは健康な状態がずっと続くと思っていましたが、
病の連鎖が続くと、医療保険の大事さが身にしみて感じられました。
娘たちは通院保障のあるがん保険に加入しましたし、相方も古いタイプのがん保険だったので、最新の特約をつけました。