幸福は口福からってことで
お昼ごはんを食べに降りてきた次女、開口一番「梅宮アンナさん、退院しはったんやて」。
アンナさんの乳がん罹患のニュース以来、インスタフォローしていつもチェックしてるようです。
そういえば。
まだ術前化学療法が始まったばかりの頃。
「ドセタキセル」がなかなか覚えられなくて
「ドタセ?」「ドセキ…?」
と言いよどんでいた時に、すっと
「ドセタキセルやろ」
と。
ハッとしました。
私の知らないところで薬のこと、治療のこと、いろいろ検索して調べてたんだろうな。
「ドセタキセル」とスラスラ出てくるほどに。
多分、予後とか、余命とかも。
こうやって彼女の時間までも奪ってしまってることにずっと申し訳なく思ってました。
というか、今でも思ってますけどね。
私ががんにかからなかったたら、こんな事を調べることもなく、そして調べて落ち込むこともなく、そんな姿を私に見せまいと明るく振る舞うこともなく…
抗がん剤治療が始まって、副作用はそれなりに覚悟していたけれど、幸いなことに今のところは重篤なものはなくて済みそうです。
でも
メンタルに来ました。
正直、死ぬことはそれほど怖くはないけれど(痛いのはイヤとかはあるけれど)、そこに至るまでの家族の苦悩を思うと、どうしてこんなことになったんだろう、何が悪かったんだろう、と。
振り返っても仕方ないことだけど、どうしてもifルートを考えてしまいます。
胸が超苦しい時期とかさなって、メンタル落ちてました。
と、ここである方のお言葉。
「泣きっ面に蜂、というのは不幸が重なるという意味ではありません。蜂は泣いている子をめがけて刺す、つまり、不幸を嘆くことは不幸を招き寄せることになるということです」
そして、私の座右の銘、
「自分の機嫌は自分で取る」
「母親はその家の太陽なんだから」と言われたことがあります。
でも太陽だって沈むよ?
そしてまた昇って。
だな。
というわけで、体がわりと動くようになったので、新規メニューに挑戦!
結局、美味しいものを食べて元気になろうという作戦。ちょろいわ、我。
厚揚げのタルタル南蛮
クリスピーチキン
クリスピーチキン、ほのかに香るガーリックが美味しくて、胸肉2枚で大量に作ったけど、あっという間になくなりました。
厚揚げタルタル、甘酢ソースで煮るだけの簡単レシピ。
簡単優勝!
というわけで、先の長い闘病生活の中では今後も落ちたりしますが、その度に美味しいものを作って食べてしてたらなんとかなるでしょ。
食べ物の画像がアップされてるうちは大丈夫です♪
トップ画像は、腸活のためのお芋ごはんと、リュウジお兄さんレシピのサムゲタンにハーバードだかスタンフォードだかの野菜スープをミックスしたスープ。
スープの美味しい季節がやっと来た!