
体内検査シリーズ 1 大腸内視鏡検査
以下はアメブロからの転載になります。
アメブロは還暦を迎えたその日に始め、わりと放置してましたが、昨年の怒涛の医療ラッシュで再開、そしてまた放置してました。
初めての大腸内視鏡検査
検査翌日のこと
入院準備のあれこれ
手術当日
よく見たら、肝心の手術当日の事を書いていませんでした💦
入院は12月27日。
朝相方に送ってもらい、入院手続きへ。
まだ早いので売店に行くと紙おむつの小分け売りはしていない、とのこと。
入院説明の時のアレって?!
一袋買うのはさすがに年齢的にもまだ早いので、ま、その時はその時よね、くらいの気持ちで病棟へ。
案内の看護師さんが私のお守り代わりのラグビーボールキーチェーンを見て「ラグビー好きなんですか?!」と。
オールブラックスのを見て、「これ知ってます!めちゃ強いんですよね!!」
聞けばご友人の息子さんが大学、社会人でラグビーを続けていて、よく応援に行っているとのこと。
めちゃ気になる!
京都ならたぶん、あそこかあそこ。
とテンションダダ上がりしたところで、病室へ。
例によってうっすら梅干しテイストのあれをゆっくり時間をかけて飲み、体内のアレがアレするまでひたすらトイレとお友達時間を過ごしました。
が、やはり一般病院とそれ用の開業医の差はトイレに出てくる。
4人部屋に専用トイレはなく、男女兼用のトイレを使うことに。
ままま、間に合わなかったらどうするの?という不安もありつつ早速ミッション遂行。
ここで持ってきてよかったものの一つが時計です。
だいたい大部屋には掛け時計がない。
もちろんスマホで時間は見られるけど、やはりぱっと見て時間がわかる時計があると助かります

前日からの準備食のお陰でわりとスムーズにアレがアレ状態になり、看護師さんをトイレに呼び出して確認してもらいます。
なんだか、幼児が一人でウンチできたのを褒めてほしくて親に見てもらう的な感じでちょっと恥ずかしい。
条件クリアできたので、術着に着替え(例の、おしりに穴が空いているズボン)車椅子に乗せられて地下にある内視鏡手術室へ。
主治医の説明を聞き、手術台に上がり、「だんだん意識が遠くなり」までは覚えてます。
気がつくと終わってました。
痛み全くなし!
ゆっくりと手術台から降り、車椅子へ。
大きかったけどきちんと取れました、傷口はクリップで止めていますが、これは自然に体外に排出されます、とのこと。
ブツにガスを注入して膨らませ、輪っかを引っ掛けて、その輪っかをキュッと締めて切り取る、そんな感じらしいです。切り取り部分はあらかじめクリップで止血しておく、と。
多分明日飛行機に乗ったら、保安検査で引っかかるヤツ?などと思いながら、先生の表情からさほど深刻ではなかったのかなという気もして、目覚めもスッキリで割とご機嫌で病室に戻る途中、看護師さんが「見ます?」とついさっきまで私の体内にあったアレを見せてくださいました。
瓶詰めのソレはコーラルピンクの、それこそ珊瑚状のきれいな物体でした。
これを生検に出すわけですね。
もう所有権は放棄してるからホルマリン漬けされようが何かに再利用されようが構わないわけです。
これをもう数年放置していたら、と思うとありがとう、健康診断!!ってなりました。
そうそう、めったにないことだけどといって、患部から出血することがあるからと、腰から下のあたりに防水シーツを敷いてくださいました。
翌朝まで何事もなく過ごせましたよ。

娘を出産した時は帝王切開で、ガスが出るまで絶食でした。
こちらはマジで大腸(の一部にできたポリープを止血処理したうえで)を切っているので相当絶食かなと思ったら、当日夜のみの絶食でした。
翌朝、まずは流動食から


内視鏡的手術、体への負担が少なく、痛みもまったくなく、費用もわりとお手頃です。
新幹線京都↔東京くらい。
今はたいていの病院でカードが使えるので、ここでせっせとポイ活。
去年はコロナで寝込(ろ)んでたなあ、大掃除ぜんぜんしなかったなぁと、1年前を振り返り、「よし、今年も大掃除なしや!病み上がりやし、無理したらあかんわ」と固く心に誓いました!
元旦に、住む人のいなくなった九州の実家に移動するのも決まっていたので、おせち料理もなし!
2年連続、お正月準備なしの年の瀬。
よく考えたら今年も順調にいけば抗がん剤治療を終え、手術に向けて気持ちと体を作る時期なので、今年もあれこれなし??
切り取った大腸ポリープの結果
というわけで、大腸ポリープに関しては無事終了です。
もしかして、このときすでに乳がんはかなり進行していたのかも。
でも術前の血液検査レベルでは異常事態なんてわからないものですね。
鎮静剤を使った内視鏡検査は、その後数時間車の運転が禁止などの制約はありますが、寝ている間に済んでしまいます。
その分費用がかさみますが、私は毎月胃カメラ用に1500円積立してます。
私の行きつけのヘアサロンの方は、せっかくだから自分の体内を見たい!と、毎回鎮静剤なしで胃カメラ、大腸カメラを受けてるそうです。
痛みに強いのかなぁ。
経鼻カメラでも地獄の苦しみを味わったので、鎮静剤なしでは何も受けられない身体になってしまいました。