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【行政書士資格勉強44日目】質権
こんにちは、行政書士資格勉強中のyukaです。今日は、質権について勉強したので下記にまとめます。
質権
質権とは、債権者が、その債権の担保して債務者又は第三者から受け取った物を債務の弁済があるまで留置して、その弁済を間接的に強制するとともに、弁済がない場合にはその物から優先弁済を受けることを内容とする約定担保物権をいいます(342条)。
質権は、質権者と質権設定者との質権設定契約によって設定されます。また、質権には、付従性、随伴性、不可分性、物上代位性等、担保物権としての通有性があると分かりました。また、質権には、留置的効力と優先弁済的効力があると分かりました。下記の記事で、詳しく解説されていたので、オススメです!
次に、その設定について見ていきます。
要物設定
質権は、当事者の質権設定の合意だけでなく、目的物を引き渡すことにより効力が発生します(344条)。すなわち、質権設定については、引渡しが効力発生要件です。
この引渡しには、現実の引渡しのみならず、簡易の引渡しや指図による占有移転が含まれますが、占有改定は含まれないと分かりました。
今日の反省
今日は、質権について勉強しました。質権は、法定担保物権の一つであり、質権者と質権設定者との質権設定契約によって設定されると分かりました。
参考文献
出版社:日本経済新聞出版
タイトル:うかる!行政書士総合テキスト2020年度版