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インド駐在帯同日記 ハト編

この記事は、インド駐在帯同する事になった私が、実際のインドについてを率直に綴ります。
未来の駐在員の方、またはその関係者の方々に読んでいただき、インドについての有力な参考記事になり得れば。
また、先輩駐在員やその帯同の方々からのアドバイスもあれば是非。
と思いながら記載します。
※あくまで個人的な感想です


日本より鳩が身近にいる環境

住む家を選んでいる段階でも、頻繁に不動産から「ここは鳩被害はあまり聞かない。」「鳩被害が結構あって、、、」等、耐震強度みたいに各物件ごとに鳩情報を共有されていたので、インドは鳩が多いのかなぁ~などぼんやりとは感じていた。

どこかに多分いる

入居して数日。
旦那は出社、子供は目の前のソファー。
なのにキッチンから物音。
とっさに「キッチンの窓はサーヴァントルームとつながってるし、不審者!?」と思い、手の届く範囲にあったハサミをとりあえず構えて、わざと足音を立ててキッチンへ。
誰もいない。
音も止んだ。
ただしばらくするとまた物音。
今度は足音を忍ばせて隙間からこっそりキッチンを覗く。
誰もいない。
けど物音はする。
換気扇と食器棚の方から羽音というか、もう「クルックー」とか聞こえる。
キッチン裏にあるサーヴァントルームに鳩でも入り込んでいるのかと思うものの、サーヴァントルームに鳩が入れる、ということは、人間も入れるということで。
恐る恐る玄関を出てすぐ横のサーバントルーム内を確認。
カギはかかってるし、窓も空いてないし、鳩もいない。
この日はこれ以上物音聞こえず。

日々の掃除でキッチンがなぜか一番砂ぼこりがひどい

口に入れるものを扱うのに、こんなに汚いのはいただけない。
どこかに絶対隙間がある。
だって昨日の朝も台の上全部拭いたのに、今日また大きめの石膏のかけらみたいなものや砂や羽が落ちてる。
おかしい。
そう思い換気扇と食器棚の隙間から上を見上げると、銀色の排気パイプに穴が開いている。
これかー。と納得するもつかの間。
窓越しに、明らかに食器棚の裏の位置から鳩が外へ羽ばたいていった。

外から確認

穴ある。笑
絶対ここから出てったし、ここから入ってる。
いつもベランダにいる鳩の夫婦っぽいのはここが家だったのか。

そして何か被いを固定していたであろう四本の釘

目視

決定的瞬間を目撃。
バタバタと羽音が派手な日があったので、何の気なしに食器棚の扉を強めに「バンッ」と閉めてみた。

こっち見てる

不動産の対応

もちろんすぐに不動産に連絡して穴をふさいでくれることに。
幸いすぐ来てくれて、担当の人が穴を確認。
ゴソゴソとサーバントルームに移動して脚立と段ボールを持ち出してくる。
そして、おもむろに段ボールを穴にあてがい、手でちぎる。
穴に合わせて、満足げにうなずく。

危うく壁に貼り付けられるところだった段ボール

不動産「マム、大丈夫です。今からこれをくっつけます」
私「ん?それだけ?」
不動産「??」
私「(だめだ私の英語力ではちゃんとした対応を具体的に指示できない!)旦那から今すぐに連絡させる」
私→旦那「鳩穴を段ボールにノリで完結させられそうだから指示してほしい」
旦那「おけ」
その後、段ボールを廊下に残し、いったん退室する不動産。
数時間後きちんとした網のようなものを持って今度は業者を伴い入室。
鳩を追い出し、網でふさごうとするも何やらもちゃもちゃと揉めている。
聞いてみると、
不動産「マム、換気扇からのパイプは外までつながっていません。途中で途切れていて、外の鳩穴はただの穴なので、食器棚の裏、換気扇までのスペースは、そのまま外です。」
つまりこういうことです。

本来パイプは穴までつながってるはず
うちは赤点線より内側にボロボロのパイプがぶら下がっていた

そりゃ羽も砂ぼこりも入りますよね。
もちろんきっちり新しいパイプにも交換してもらい外の穴までパイプをつないでもらいました。

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