【音読のバリエーション】 テンポよく何度も読ませ、「できた!」と達成感を味合わせる
以前、1年生のクラスで、15分ほど音読の授業をする機会がありました。
今回は、その時の授業レポートです。
教材は、過去記事でもご紹介した「数かぞえうた」でした。
選定の理由は、
「簡単・短い・リズムよく読める」→短時間で達成感を得られやすい
から!です。
授業で行った、「音読のいろんなバリエーション」をご紹介しますね。
1.先生が読む <範読>
2.先生と子どもで一緒に読む(2~3回) <一緒読み>
3.子どもだけで読む(1~2回) <一斉読み>
4.立って、自分の速さで1回読む
座ったら2回目を一人で読む
5.先生と一行交代で読む
役割を交代して2回目を読む <一行交代読み>
6.2列ごとに1行交代読みをする
2回目、3回目はスタートの列を変えて読む
7.6と同じ2列ごと一行交代読みを、読むときだけ立って読む
2回目、3回目はスタートの列を変えて読む
8.奇数行だけ声に出して読む(偶数行は心の中で)
声に出して読む行を入れ替える <もぐら読み>
9.自分が読みたい行を決めて、そこだけ立って読む <たけのこ読み>
10.たけのこ読みで、だれも立たない行があったら先生が読む→先生の勝ち
子どもたちだけで読みが成立したら子どもたちの勝ち <たけのこ勝負読み>
これで15分ほど。
これだけ何回も読まされる(?)わけですから、自然とすらすら読めるようになってしまいます。
「変化のある繰り返し」「リズムとテンポ」を意識する
だけで、ふだんの音読がぐぐっと楽しくなりますよ(^^♪
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【ワーク】
教材文を、できるだけ数多く読ませる方法を考えよう。
(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)
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【質問】
声を揃えて読むと、どんないいことがありますか?
(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)
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