【祝日について考える】今日は「建国記念の日」?「建国記念日」?
今日は祝日。学校はお休みですね。
私は、ふだんよりゆっくり過ごせる休日の朝が大好きで
前日から「朝のパンはこれにしよう~」とか
「紅茶はこれ♪」とか
そんなことだけはちゃっかり計画を立てたりしています(^^)
さて、この「祝日」。
みなさん、いつ、どんな祝日があるのか、ご存じですか?
かく言う私は昭和の人間なので
成人の日→1月15日
敬老の日→9月15日
体育の日→10月10日
というイメージがいまだに色濃く残っています(^^;)
平成の人には、ナンノコト?という感じかな。
今日は2月11日。
カレンダーでは「建国記念の日」と書かれています。
「建国記念の日」と「建国記念日」
「の」が一つあるのとないのとで、
意味が変わってくることを知ったのは
10年ほど前、ある模擬授業を受けた時でした。
一年の中で、「の」がつかない祝日は
「元旦」「天皇誕生日」「憲法記念日」のように
その日を特定できる、その日でなければならない日。
一方、それ以外の「の」がつく祝日は
「こどもの日」「敬老の日」のように
その日でなくてもいいけど、
ゆかりのある行事やできごとから選んで
決定した日。
それまで特に意識せずに使っていた名称に
そんな違いがあったと知って
とっても驚いたのでした!
(すでに教師でありながら・・・とほほ(-_-;)
さて今日の「建国記念の日」
いろいろ議論が重ねられた結果
2月11日と決められた由来になったのは
初代である神武天皇が即位した日である、ということ。
さすがにこれは昔すぎるできごとなのですが
日本書紀に書かれている日(旧暦)を
今の新暦に換算して
2月11日になったようです。
「の」をつけることで
「2月11日」をお祝いする、というより
「国ができたこと」そのものをお祝いしよう、
という解釈ができるようにした、と言われています。
こういう、祝日一つ一つの由来を
いちいち詳しく子どもたちに伝えることはしなくても、
先生としては
祝日の名称や日付、背景などは
知識として知っておくといいのではと思います。
・・・過去の私のような、
「そんなん知らんかったー!」にならないためにも!(^^;)
音声配信でもお話しています。
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【ワーク】
この一年にある祝日をチェックしてみよう。
なぜこの日?と思うものがあれば、何の日なのか調べてみよう。
(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)
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【質問】
日本がここまで続いた中には、先人のどんな思い、願いがあったのだろう?
(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)
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