【黄金の3日間】まずは子どもの名前を覚えよう
新年度になりましたね。
多くの学校では、新年度初日には学年発表があり、担任するクラスが決まるのではないでしょうか。
(私が勤務していた市ではそうでした)
クラスが決まったら手にするのが、新しいクラスの児童名簿。
始業式までの約1週間で、子どもの名前を覚えるのが最初のミッションになります。
もちろん中には「名前を覚えるのは苦手です」という人もいらっしゃるでしょうけど、
最初の出会いのときに子どもの名前を覚えていることが、大きなパワーを発揮することがあります。
今回は「名前を覚えるメリット」について書いてみます。
なぜ、出会いの日までに子どもたちの名前を覚えておくのがいいのか、ということですね。
1.子どもたちが担任に親しみを感じる
自分の名前を知ってくれている、呼んでくれる人には、私たち大人も親しみを感じますよね?
「そこのアナタ」
より、
「○○さん」
「△△ちゃん」
と呼ばれた方がちょっと距離を近く感じます。
2.安心感を持つ
初日の出会いのときから名前を呼ばれると
「え?先生、私のこと知ってるの?」
と驚く子が多いです。
自分のことを知ってもらっている。
それは安心につながっていきます。
3.ちょっとした抑止力が働く
「自分のことを知ってもらっている」
というのは、安心につながるのと同時に、ちょっとした抑止力にもなります。
新学年、新担任で心機一転!=リセット、になる一方で、
「この先生には自分のことを知られている」
というキモチが、ちょっとした抑止力になったりします。
もちろんこれは、そういうこともある、程度のものですが、なくはないと思います。
4.自分のクラスの子ども!という意識が高まる
最初の3つは子ども側の話でしたが、これは担任側の話です。
始業式までにはさまざまな事務仕事があるのですが、そこで子どもたちの名前に触れる機会はたくさんあります。
今は電子化で減ってしまったのですが、以前は「名簿に子どもたちの氏名印(ゴム印)を押す」という作業がけっこうありました。
また、学年で指導要録や学校保健簿を新クラスに振り分ける作業の時間は、自分のクラスの子かどうか確認する時間にもなっていました。
そんな作業、時間を通して、自分がこの子たちの担任なんだ、この子たちと1年間やっていくんだというキモチが高まっていったように思います。
覚えるのは人それぞれのやり方があると思います。
私がこれまでしてみたり聞いたりした方法、次回お伝えしますね。
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【ワーク】
子どもの名前を覚えよう。
何も見ないで、名前を紙に書いてみよう。何人書けるかな?
↑
毎日のようにやってみてね。
座席表を書いて、そこに名前を書き込んでいくのもすすめ
(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)
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【質問】
今、名前を覚えて呼べる子どもは何人ですか?
(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)
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よかったら、手に取って読んでみてくださいね。