【暗唱】変化のある繰り返しで、テンポよく何度も読ませる
担任をしていた頃、毎年していたのが「詩文の暗唱」でした。
「暗唱」の実践や効果を語るとシリーズで何回も続きそうです(笑)
今回は、簡単で、すぐできて楽しい詩文をご紹介しますね。
初めての暗唱におすすめなのは、これ!(どっちかというと低学年向きかな)
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数かぞえうた
いちじく にんじん
さんしょに しいたけ
ごぼうに むくろじゅ
ななくさ はつたけ
きゅうりに とうがん
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「にんじん」「きゅうり」など身近な野菜の名前が入っているので
少々難解な言葉があっても楽しく読めてしまいます。
説明はいいからまずは何回も読ませること!
「かぞえうたっていうのはね・・・」とつい蘊蓄を語りたくなるかもしれませんが、そこはこらえて(笑)
いきなり「読んでごらん」ってぶっ放すのではなく、
先生がテンポよく、楽しそうに読んでみてください。
そのあと一緒に読ませるのに始まって、追い読み、一斉読み、交代読みなどなど
いろんなバリエーションで読ませると、短時間でかなりな数を読むことになります。
それが、ポイント。
「何回も声に出して読む」「自分や友だちの声を聞く」ことで、
「覚えなさい」と言わなくても、勝手に覚えてしまいます。
ここで「これを覚えてくるのが今日の宿題です」なんて言わないでくださいね。
「宿題 = 義務」になると、お楽しみの効果が半減、いや、8割減くらいになってしまいます(^^;)
さてさて、この「数かぞえうた」、定着すると楽しいもので、子どもたちが勝手に替え歌を作ることもあります。
知人の学校のあるクラスでは、給食当番がワゴンを取りに行くときに、廊下に並んで
「いちじく にんじん ・・・」と声を揃え、「ななくさ はつたけ きゅうしょく とうばん 行ってきます」
と出発していたとか(^^)
読んで楽しい、読んだ後も楽しい、ちょっと知的な詩文の暗唱。
まだの方は今年度、ぜひ!
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【ワーク】
学級で暗唱させたい詩文は何か、リストアップしてみよう。
(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)
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【質問】
言われなくてもしたくなることは何ですか?
(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)
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