【相手のことを知る】友だちとの会話が生まれる「共通点さがしゲーム」
同じクラスにいるけど、
あまり話したことがない、よく知らない、という関係性ってありますよね。
もしくはクラス替えをして間もない頃に、友だち同士のことをよく知らない。
そんな時に、お互いを知り、親しくなるきっかけにもなる、
アイスブレーキング的なゲームです。
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<やり方>
1.
2人1組を作ります。
2.
お互いの共通点を見つけて、紙に書いていきます。
あとで何個見つけたか数えます。
3.
共通点は、「目に見えるもの」ではなく、
「お互い話してみないとわからないもの」でないといけません。
例えば「どちらも女の子」「2人とも青い服」などは、
見てわかるので書きません。
4.
たくさん見つけるポイントは、たくさん相手と質問し合うことです。
2分間で、できるだけたくさんの共通点を書きましょう。
それではどうぞ。
2分経ったらストップし、
共通点がいくつ見つかったか数えさせます。
一番多かったペアには、
どんな共通点があったのか、発表してもらいます。
発表が終わったら、みんなで拍手をして終わります。
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昨年とある講座で知り、
これ絶対楽しいからやってみたい!と思って、1年生の教室でさせてもらいました。
時はすでに12月。
席替えの後、新しい隣の友だちと共通点さがしをしました。
さすがに1回目は最高が8個くらいでしたが、
席替えのたびにさせてもらったおかげで、
3回目には2分間で20個近くの共通点を見つけるペアが現れました。
「あさごはんたべた」
「きのうこうえんへいった」
「ペットかってない」
などの共通点があり、特筆すべきは
「〇〇先生(担任の名前)がすき」という、
1年生らしいほほえましい共通点も出てきたのですよ。
まあ単純に楽しいゲームなのですが、
心理学の観点から言っても、
「共通点のある人に親近感を抱く」<類似性の法則>
というデータがあるらしく、新たな人間関係が生まれるきっかけになるかもしれません。
「話さないと見つからない」
ところがミソのこのゲーム。
機会があれば、試してみてくださいね。
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【ワーク】
職員室の先生たちとどんな共通点があるのか、お話してたくさん見つけよう。
もちろん、職員室でなくても、身近なコミュニティなど、ご自分の近くの人との共通点さがしをしてみよう。
(取り組むことで自分の考えが整理されます。ご自分のノートでも、コメント欄でも、書いてみてくださいね)
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【質問】
だれと、どんな共通点が見つかりましたか?
(ご自分に問いかけてみてくださいね。答えはすべて正解です)
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