「走馬灯」
【走馬灯】
脳裏に現れ去っていく影は
過去を映しだす。
色も無ければ音もない。
泣いてる、怯えてる私がいる。
なのに！
なにも感じない
まるで他人事のように
鮮明に映し出される記憶
消すことはできないけど
その時の感情を
手放す事はできる。
握りしめていても
なんの役にも立たない。
簡単に手放せはしないけど
殴り拳の中には
怒りや憎しみ、
恨みとか一杯で
でもね
少し力を抜くと
その感情は指の隙間から
少しづつ落ちていく。
空っぽになっていく握り拳に
不安を感じると思う。
だってずっと握っていたから
空っぽになった手を開いて
空に向かって太陽
掴んでみたの
青空いちめんの中の
ほんのひと握りの握り拳
小さいなぁーって
こんな小さな手のひらで
掴んでた物（感情）に
振り回されていたんだって
だから
その手のひらで今度は
幸せの要素を一杯掴もうよ！
溢れそうになったら
もうひとつの手のひらで
受け止めて
小指と小指を並べて
両手の手のひら🤲一杯に
幸せの要素のせてみて。
もしも今の自分が
生きづらいのなら
握りこぶしを
太陽に向けてみて欲しい。
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